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御主人様と愛奴 変態の日々の記録

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愛奴

Author:愛奴
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御主人様の愛奴です。
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15度目の調教③ ~3ヵ月ぶりの御奉仕~

脱いで頂いた下着を畳んでいる間に、御主人様は再び椅子に腰掛けられていました。

私がそちらへ向き直ると、その脚の間に迎え入れて下さいます。

絨毯の上に正座をしている私。

顔の横には、御主人様の太腿。

顔の前には、愛しいペニス。

私はじっとそこを見つめ、頭の上から指示が降って来るのを待っていました。




「しっかり味わいなさい」

ついに訪れたその瞬間。

私は返事をする前に唇を開き、その根元に舌を這わせます。

きちんと返事をするように御主人様から注意されますが、私は鼻を鳴らしてお答えするだけ。

御奉仕をする事に夢中になっていました。




御奉仕をさせて頂くのはとても好き。

けれどそれにばかり固執している訳ではなく、私が御主人様に出来る唯一の事だから。

自らが動き、御主人様のお役に立てる行為。

それが御奉仕の意味だと私は想っています。

御主人様に悦んで頂きたい。

御主人様のお役に立ちたい。

そうして見下ろされながら、口だけを使う雌となる。

そんなちぐはぐな心と身体が、どうしようもなく私を興奮させてしまうのです。




気を付けても気を付けても、気持ちばかりが焦る私。

丁寧に御奉仕をして御主人様に悦んで頂きたいのに、舌は忙しなく動いてしまいます。

もっとゆっくり、丁寧にやらなければ。

そう一生懸命自分に言い聞かせながら御奉仕を続けていると、御主人様がお札を数えられ始めました。

先程お渡しした、3ヵ月分の愛奴の稼ぎ。

決して多くはないけれど、そこには私の色々な想いが染み込んでいます。

御主人様は何も仰らなかったけれど、私の舌の動きを感じていらっしゃった筈です。

それを解って下さっていたのでしょう。

耳に届くのは、紙幣の擦れる音と、私の唇から零れる水音だけでした。



【 2018/10/14 00:39 】

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15度目の調教② ~愛奴の期待~

食事を終えると、御主人様がご自分のお財布を私に託して下さいます。

この行為が大好き。

私はプレゼントを貰った子供のように、御主人様のお財布を大事に抱えて、レジで支払いを済ませました。

お店の外で待っていらっしゃった御主人様の視線に促され、その鞄にそっとお財布を戻します。

これが当たり前の行為。

まるでそう仰っているかのように静かに受け入れて下さる御主人様。

御主人様が私に委ねて下さる心地良さを感じながら、二人はホテルのロビーへと向かいました。




チェックインを済ませ、エレベーターに乗り込む御主人様と私。

前回の調教の事を想い出して身体を固くしていた私でしたが、何事もなくお部屋へと辿り着きました。

少しがっかりしたような気持ち。

けれど何もないという事で、逆に緊張感が高まります。

お部屋に入られた御主人様は、大きな窓辺の椅子に腰掛けられながら仰いました。

「まずは封筒ですね」

その一言が調教開始の合図に想えて、緊張していた私は急いで行動を開始します。

動きやすいようにパンプスを脱いで。

いつでもお道具を使って頂けるよう、スーツケースの鍵を開けて。

バッグから茶封筒を二つ取り出し、空港で買ったお土産を添えて御主人様の足元に座りました。

お土産は、前回と同じお菓子。

お酒のおつまみにと想い、今度は味違いを用意していました。

それから二つある封筒。

一つは御主人様にお渡しする、3ヵ月分の稼ぎ。

もう一つは、キャンセルになってしまったエアチケットのお釣り。

それを確認された御主人様は、「これはタクシー代ですね」と仰いました。

今日は電車には乗らず、空港までタクシーで向かおうと提案して下さったのです。

そんな気分だからと御主人様は仰っていましたが、本当はこの時から変化に気が付いていらっしゃったのかもしれません。

私はその御言葉を素直に受け止め、そして気にも留めていませんでした。




「靴」

一言だけの御命令。

けれどその声色はとても優しい。

私は顔の前にある御主人様の靴に手を掛け、脱いで頂いた靴下を、その靴の中に収めました。

裸足になられた御主人様は、椅子から静かに立ち上がられます。

目の前にある、私の大好きな所。

無言の御指示。

私はそれを受け取り、しっかりと留められたウエストのボタンに手を掛けました。

けれど御主人様の身体にぴったりのパンツを、私はなかなか脱がせる事が出来ません。

それよりも生地越しに判る膨らみばかりに気を取られてしまう…

指先には全く力が入りませんでした。

結局、御主人様に手伝って貰いながら、やっとの事で脱いで貰う事が出来たのです。




下着姿になられた御主人様。

先程より明確に、その存在感は主張されていました。

御主人様の肌を傷付けないよう、優しくゴムの部分に指先を差し込みます。

3ヵ月という期間はとても長かったのに、つい最近、同じ光景を見たような気がする…

そんな事をぼんやりと想いながら、ゆっくりと下着を下げて行きました。

ああ、やっとお逢い出来た…

窮屈な下着から開放された御主人様の愛しいペニスは、いつもと同じ御姿。

そこにも想わず御挨拶をしたくなるくらい、私の想いは膨らんでいたのです。



【 2018/10/09 23:30 】

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15度目の調教① ~愛奴とビール~

久しぶりに飛行機に乗った私。

今日は3ヵ月ぶりの調教。

前回、せっかく御主人様が予定して下さった調教日は、悪天候により飛行機が飛んでくれず、延期となってしまいました。

3ヵ月も御主人様にお逢い出来なかったのは初めての事です。

それでもまめに連絡を下さる御主人様のお陰で、私はようやくこの日を迎える事が出来ました。

ですから、この日はいつにも増して特別な想い入れがあったのです。




小雨の中、御主人様との待ち合わせ場所に向かう私。

初めて御主人様にお逢いした時程ではなかったものの、私は何故か緊張していました。

やっとやっと御主人様にお逢い出来る...!

そんな想いが強過ぎたのでしょう。

けれど御主人様からは、眠くてぼーっとしていますとのお返事が。

それは事実だったのでしょうけれど、私の緊張はやんわりと解けて、御主人様にお逢い出来る幸せだけが残りました。

そんな意図はなかったのかもしれませんが、私は御主人様のお気遣いに笑顔になりながら、待ち合わせの駅に降り立ったのです。




大きな横断歩道を渡った先に見える、いつもの御主人様のお姿。

今日はスーツではなく、ラフな装いが素敵。

やっとお逢い出来たと想ったけれど、そのお姿はいつもと少しも変わらない。

あんなに長かった3ヵ月の時間を、一瞬にして飛び越えてしまいました。

私の姿を捉えた御主人様は、私が傍に寄る前に、方向転換をして歩き出されます。

私は重いスーツケースにふらつきながら、その背中を追いかけました。

これも3ヵ月前と同じ。

何も変わらない。

見失いそうになる背中を目で追いかけながら、私は幸せを噛み締めて一人で笑っていました。




前回ランチをしたお店に入り、改めて顔を合わせた御主人様と私。

「久しぶりですね」

そう言って下さる御主人様に、私の悦びは爆発しそう。

「寒そうですね」

続けて仰る御主人様。

ノースリーブのワンピースを着た私とは反対に、御主人様が身に着けていらっしゃるのは、暖かそうな上着。

私が興奮し過ぎて暑いのかな?

この時はそう想っていたのです。




あ!と、突然御主人様が大きな声を出されました。

どうやら煙草を忘れてしまわれた様子。

御主人様にとっての煙草は、私にとっての携帯のような物。

メニューを決め、注文しておくようにと指示をされてから、御主人様は煙草を求めてお店を出て行かれました。

その時、丁度店員さんが様子を伺いに来てくれたのですが…

ビールの大きさが2種類ある…

御主人様は、ビールとだけしか仰らなかった。

それは、中ジョッキ・大ジョッキくらいの差だったのかもしれません。

けれど私は全くお酒を飲まないので、どちらが正解なのか見当も付きませんでした。

御主人様だったらどっちを注文されるだろう...

今までどうしていたっけ…

数秒の間に記憶を辿り、私は大きい方を選びました。

お酒が大好きな御主人様は、きっと大きい方を好まれるはず...!

そう想ったのです。

すると、程なくして御主人様が戻っていらっしゃいました。

注文しましたか?との問い掛けに、先程の事をお話します。

サイズが2種類あったと言う私に、どちらを注文したのかと、鋭い眼が光りました。

大きい方を注文したと恐る恐る答えると、御主人様は満足そうに褒めて下さいます。

やった!

想わず声に出していました。

御主人様に褒めて頂ける事は、この上ないご褒美。

私は3ヵ月前とちっとも変わらず、単純な犬のままでした。



【 2018/10/01 00:37 】

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14度目の調教⑨ ~御主人様のお気持ち~

身支度前に入浴される御主人様。

ボディソープを掌に出して貰い、御主人様の背中をお流します。

先程と同じようにバスタオルで御主人様の身体を拭き上げると、それと入れ替わりに私も軽くお湯に浸かりました。

ゆっくりと身支度をする時間はありません。

私は急いでお道具をスーツケースに押し込み、着替えを済ませました。

時間はぎりぎり。

無事にチェックアウトを済ませて外へ出ると、傘をささずにはいられない程の雨が降っていました。

御主人様と私はそれぞれ折り畳み傘をさし、雨の中を駅へと歩き出します。

勿論、傘をさしていては御主人様の腕に掴まれません。

行き交う人々の中、私と御主人様の距離は次第に広がって行きました。

ふと、視線の先にいらっしゃる御主人様が立ち止まられます。

そうして振り返り、私がちゃんとついて来ているか確認して下さるのです。

私はそれが何だか異様に嬉しくて。

御主人様が何度か振り返って下さっている間に、私達は駅へと辿り着きました。




いつもは満員の電車も、今回は運良く御主人様と並んで座れました。

特別な会話をしなくても、御主人様と一緒に座れて、ほんの少し服が触れ合っているだけで嬉しい。

普段は何気なく流れている全ての事が、御主人様がいらっしゃるだけで特別になる。

そんな悦びを噛み締めながら、電車は空港へと到着しました。




いつものお店で夕食を取る事にした御主人様と私。

来月のシフトの相談をさせて頂いていると、御主人様が鞄から手帳を取り出されました。

ぺらぺらとページを捲る御主人様。

「来月は厳しいですね」

そう仰いました。

御主人様がお忙しいのは、私が一番よく解っている事です。

ですから残念に想っても、仕方のない事だと頭で理解します。

それが愛奴の努め。

御主人様を何時如何なる時も最優先する事。

そっと寄り添い、支える事。

負担にならない事。

私に出来る事はそれくらい。

だから寂しい気持ちには蓋をします。

けれどどんなに蓋をしても、御主人様は私の事を全てお見通し。

それが解っているからこそ、私は寂しさを押し込める事が出来るのです。

その証拠に、御主人様は8月の調教日を決めて下さいました。

私が寂しがるから、次の予定を決めておく。

それは御主人様のお気遣い。

私がわざわざ我儘を言わなくても、いつも私の事を気に掛けて下さっている。

だから私は安心して、飲み込めない気持ちを押し込める事が出来るのです。




食事を終えて、手荷物検査場の前に佇む御主人様と私。

周りに人がたくさんいる訳ではないけれど、御挨拶の指示はありません。

御主人様のお顔を見上げると、行ってきなさいとだけ言われました。

行きたくない…

そんな事はいつも私の顔に書いてあるでしょうから、何も言わなくても御主人様はうんざりする程に解っていらっしゃいます。

私が寂しくないように。

そんな御主人様のお気遣いを無駄にしたくなくて、私は素直に歩き出しました。

「寂しがる必要なんてありませんよ」

いつかそう言って下さった御主人様。

私はいつでも御主人様の元に帰る事が出来る。

その場所を御主人様は用意して下さっている。

だから私は歩き出さなければいけない。

笑顔で。




大きく手を振り、見えなくなった御主人様のお姿。

堪えていた物が一瞬込み上げて来ますが、私はぐっと前を向いて歩き出しました。

外は雨。

飛行機の小さな窓からは、御主人様が暮らしていらっしゃる街の光も見えません。

それでも心は軽かった。

御主人様のお気持ちが、私をどこまでも強くしてくれているようでした。













14度目の調教はこれにて終了となります。

しかしこの時に決めて下さった調教日は、今年多発した悪天候のせいで延期となってしまいました。

次に御主人様にお逢い出来たのは3ヵ月後の事。

15度目の調教は、待ちに待ったものになるはずでしたが…

私も予想外の展開となりましたので、楽しみにして下さると嬉しいです。



いつも当ブログに足を運んで下さり、ありがとうございます。

15度目の調教も宜しくお願い致します。



愛奴



【 2018/09/24 23:49 】

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14度目の調教⑧ ~愛奴の御奉仕~

想っていたよりも眠ってしまった…

そう想いながらぼんやりとした頭で、重たい身体をゆっくりと起こした私。

ホテルのチェックアウトは17:00。

心地良さそうに眠っていらっしゃる御主人様の横で、私は一人迷っていました。

この状態のまま、御主人様が眠っていらっしゃる状態のまま御奉仕をしたら、きっと御主人様は悦んで下さるに違いない。

けれど私の判断で何か行動を起こしたとしたら、御主人様は本当に悦んで下さるのだろうか?

御主人様の御命令以外で私が動く事を、御主人様は良しとされない。

これらは、きっとどちらも正解。

その匙加減は御主人様が決められるのであって、結局、私が自ら何かをする事を御主人様は望まれない。

そんな葛藤を一人で繰り返し、私はゆっくりと御主人様のお身体を揺さぶりました。

御主人様の意識は直ぐに戻って来たのですが、その目は閉じられたまま。

あと10分したら起こすようにと言われましたが、その後もなかなか起きては下さいませんでした。

出来る事ならたくさんお休みになって頂きたいのですが、そうすると御奉仕を愉しんで頂ける時間も少なくなってしまいます。

結局のところ、御主人様と過ごす時間は、どれだけあっても足りる事はないのです。




暫く経ってからようやく目を開かれた御主人様。

微動だにせず、その視線だけで私に指示をされます。

それを受け、御主人様の足元に移動する私。

その脚の間に頭を垂れ、思いきり深呼吸をしました。

陰毛が微かに鼻先をくすぐり、御主人様の匂いに包まれて幸せな気分になります。

そっと口付けると、その熱さが私の唇へと移行して来ました。

その感触を一つ残らず確かめるように、ゆっくりと舌を這わせる私。

舌が触れた部分から膨らむように、愛しいペニスは一気に硬さを取り戻して行きます。

私が御主人様のお好きな所を重点的に舌で擦ると、目を閉じていても悦んで下さっているのが判りました。

そっと目を開けると、御主人様も目を閉じていらっしゃいます。

その時ふと、封筒をお渡しするのを忘れている事に気が付きました。

どうしようかと想いましたが、御奉仕を中断する訳にはいかない。

だってこんなにも悦んでいらっしゃるんだもの。

私はもっともっと御主人様に悦んで頂きたくて、そっと亀頭を口に含みました。

いつもなら咥えてはいけないと注意されるのですが、御主人様は目を閉じられたまま、私の奉仕を受け入れて下さっています。

それに気を良くした私は、もっと悦んで頂こうと、頭をしきりに動かして御主人様を味わいました。

前に教わった、ペニスの吸い込み方。

上手に出来ないけれど、ゆっくりゆっくり試してみます。

それに呼応するように、硬さを増して行くペニス。

その時、御主人様が深く溜息を吐かれたと想った瞬間。

口の中でペニスの味が変わりました。

御主人様が私の口内に精子を下さったのです。

最近はおまんこを使って頂く事が多かったので、私は久しぶりの味を悦んでいました。


【 2018/09/21 23:37 】

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