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御主人様と愛奴 変態の日々の記録

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愛奴

Author:愛奴
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23度目の調教④ ~御主人様への「御奉仕」~

それは私の苦手な物。

御主人様に見つけて頂くまでは、寝る前にしなければ寝付けない程の行為だったのに。

今は濡れないどころか、全く気持ち良くもなれない。

そう解っていらっしゃる上での御命令に、私はゆっくりとソファーに座り、足の裏を座面に付けてM字開脚の体勢となりました。

御奉仕をさせて頂いた事で、おまんこは湿り気を帯びていましたが、伸ばした指は上手く動かせず。

御命令を遂行しようと試みてはみるのですが、初めて弾くピアノのように指は言う事を聞いてはくれませんでした。




その様子を黙って見られていた御主人様。

すっと立ち上がられると、私が座っているソファーの上に立って、顔の前にそのペニスを差し出して下さいます。

私はまるで産まれたばかりの子猫のように。

そうする事が自然の摂理であるかのように。

目の前にあるそれに自然と吸い込まれていきました。

満たされる口内。

御主人様の昂り。

嬉しいと同時に、物凄く落ち着く...。

ぎこちなかった指は、次第に滑らかな指使いを見せ始めて。

けれど足元が不安定だったのか、直ぐにソファーから降りてしまわれた御主人様は、そのままベッドに仰向けに休まれました。

私は空っぽになってしまった口を閉じ、元の形を想い出すようにもごもごと動かしてから、その脚の間にすっぽりと収まったのです。




目の前にあるのは、さっきまで私の口内に収まっていたペニス。

御主人様のお腹にぴったりとくっ付いていて、力を入れて支えなければその硬さにまたあちら側へと倒れてしまいます。

私は添えた手に少し力を入れながら、ゆっくりと舌を纏わり付かせて行きました。

「ほら、アナルも舐めなさい」

それは二度目の調教以来の御命令。

想いも寄らなかった展開に、嬉しくて飛び上がりそうになる私。

ベッドに頬を擦り付けながら、夢中でその蕾へと舌を伸ばします。

御主人様が求めて下さっている。

その事実が嬉しくて仕方がなくて。

けれども体勢に無理があり、どうしても丁寧に御奉仕する事が出来ません。

もどかしい...!

そう想った時、ペニスの方に戻るようにと言われてしまいました。

それは二分にも満たないような短い時間。

御主人様に悦んで頂けなかった...。

けれどそう気に病む間も無く、御奉仕のスピードを上げるようにと指示を追加されます。

その時が近付いている。

頭を切り替えて、しっかりと御奉仕をしなければ。

動きは速くとも、決して雑にはならない様に。

慈しみ、深い愛撫を。

「もっと速く」

上顎にぴったりとくっついた亀頭に声が漏れた途端、口内にふんわりと優しい香りが広がりました。

それを暫く口内に留めてから。

御主人様の精子が喉を通って行く感覚をゆっくりと味わうと、再び舌を動かし始めます。

少しでも舐め残してしまわないように。

丁寧に丁寧に。

けれどやっぱり何時までもお掃除を止める気のない愛奴。

御主人様は身体を捻ってうつ伏せになられ、お掃除は強制終了されてしまいました。




この後はきっとお風呂に入られる筈。

一旦バスルームへ行き、お風呂の準備をしてから御主人様の元へ戻った私。

先程と変わらない体勢の御主人様に、マッサージをご提案しました。

ぎゅっと力を込めて指圧すると、痛そうな声を漏らして耐えて下さいます。

それが何だか物凄く愛おしくて。

けれど力が強過ぎたのか、足を揉んで貰っていいですか?と突然お客さん口調になられてしまいました。

そのお茶目さにますます愛おしさが込み上げて来て。

想わず笑ってしまう私に悪戯をするように、脚を使って押さえ込まれてしまったのです。

身体に触れる御主人様の肌。

その感触が心地好くて、嬉しくて。

この体勢のままでは首が痛くなると、はしゃぐ愛奴を解放して下さいました。




お仕事は勿論、通勤でもお疲れの御主人様。

少しでもそれを和らげて差し上げたくて。足の指からお尻の筋肉までを丁寧にマッサージさせて頂きました。



【 2019/12/19 21:58 】

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23度目の調教③ ~お部屋の中の御主人様~

交わす言葉は必要ない。

首輪を受け取られた御主人様は、切れ長の瞳を伏せながら、私の首へとその腕を伸ばして下さいました。

ふんわりと香る、お酒と煙草の匂い。

苦手な筈の香りは、いつもくらくらと私を酔わせて。

その胸に想わず飛び込んでしまいたくなるのだけれど、勿論自ら動く事等赦される筈もなく。

世界で最も愛しいお方が直ぐ目の前にいて下さるのに、愛奴である私は、それに飛び付く事を制限されている犬と同じ。

御主人様の御命令を忠実に守りながら、必死に涎を飲み干して。

ぎゅっと目を閉じながら、この狂おしい時間をやり過ごすのです。

それは、ほんの僅かな時間だけれど。

もしかすると私が一番緊張する瞬間かもしれません。

そんな私の想いごと、全ては囚われて。

お前には何処にも行く所は無いのだと、首輪ごと閉じ込められてしまうのです。




「よし」

カチンという金属音を確認され、ソファーに座り直された御主人様。

絨毯の上にいる私から見えたのは、その背中に広がる絵画のような光景でした。

音の無い静かなお部屋。

太陽光の射し込む大きな窓は、聳え立つビル群をその枠に収めて。

私の理想そのままの御主人様は、まるで夢の世界の住人のよう。

永遠にこの夢が醒めなければいいのに。

そう願いながら、日常を放り出して何時もここへと帰って来る。

この目に映る物が私の欲しかった物であればある程、その罪悪感は小さく私を刺し続けていました。




そんな空気を一人静かに飲み干したならば。

目の前にある革靴を両腕で抱え、靴下まで丁寧に脱がせて行きます。

穏やかな御命令を受けベルト外すと、するりと脱げ落ちたスラックスを持ち、クローゼットへと向かいました。

その間に、ご自分でワイシャツを脱がれていた御主人様。

クローゼットの扉から顔を出した私を確認すると、何の合図も無く、愛奴目掛けてシャツを空中へと放られたのです。

あっ…!

運動神経の悪い私は、勿論それを受け取る事が出来ず...。

絨毯の上にふんわりと落ちてしまった白いシャツを急いで拾い上げ、形を整えながらハンガーへと掛け直しました。

続けて飛んでくるアンダーウェアを何とかキャッチし、クローゼットへ仕舞った私。

その足元へと戻ると、最後に下着を脱がすようにと御命令されました。

恥ずかしい…。

何度も経験している事であるのに、私から行動する事は恥ずかしくて堪らない。

だって私がそう感じている事を知りながら、御主人様はその様子をじっと見つめていらっしゃるのですから。

ゆっくりと御主人様の前に跪き、目の前にある下着に手を掛けます。

勿論そこは既に存在を主張していて。

少しずつ下着を下げようとするも、引っかかってなかなか上手く取り外す事が出来ません。

見兼ねた御主人様が少し手を貸して下さると、すっかり膨らんだ愛おしいペニスが元気いっぱいに飛び出て来ました。

それを見た瞬間。

さっきまで服を放り合って笑っていた気持ちが一気に萎み、うっとりとした艶かしい気分が私を包み込みます。

早く、早く御奉仕をさせて頂きたくて。

急いで下着を畳んだ私は、吸い寄せられるようにその股間に顔を近付けました。

ああ、御主人様の匂い...。

爽やかな石鹸と、その裏にある肌の香り。

それごと全て口内に収めてしまいたくなる程、愛おしくて堪らない。

その想いを乗せながら舌を動かしていると、頭の上から御主人様の吐息が聞こえて来ました。

ふいに変わるペニスの味。

御主人様が感じて下さっている事が嬉しくて。

舌を休めないように一生懸命御奉仕をしていたのですが。

突然、ソファーでオナニーをするようにと命じられたのです。



【 2019/12/10 22:35 】

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