御主人様と愛奴 変態の日々の記録
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Author:愛奴
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またSMに嫌悪感をお持ちの方は閲覧をお控え下さい。
自己責任の元での閲覧をお願い致します。
御主人様の愛奴です。
お初の方は「はじめに」をご参照下さい。
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私からのお返事のみ掲載させて頂きますので、SMに興味のある方もノーマルの方も、皆様お気軽に足跡を残して下さると嬉しいです。
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質問に答えられない私を見下ろしながら、御主人様はその意味をきちんと解って下さっていました。
目標額に達していない事で、私が自分自身を責めている事。
御主人様に対して、申し訳なさを感じている事。
それは私自身が頑張ってもどうしようもない事かもしれません。
けれどそれが解っていても、御主人様の為に稼いで来られなかった事実は変わらない。
せめて丁寧に丁寧に御奉仕をする事。
私に出来る事はそれだけでした。
ですから御主人様は、敢えてこう言い換えて下さいます。
「今月も頑張ったのでしょう?」
その問いかけに、私は口内をペニスでいっぱいにしたまま、鼻をふんふんと鳴らしながら何度も頷きました。
それだけは絶対的な自信がある。
胸を張って頑張ったと言える。
私にとって御主人様の為に頑張る事以外は、全てどうでもいい事。
それ程に私の全て。
そうやって御主人様は、いつも私を優しく包んで下さる。
厳しさの裏側には、必ず愛情がある。
だから私はいつも御主人様の為に誠心誠意お仕えし、御主人様の為の自分である事を誇りに想うのです。
「頑張った褒美に、飽きるまで奉仕をさせてあげますよ」
御主人様はそう続けられましたが、私が御奉仕に飽きる事はもちろんありません。
それを解った上で、御主人様はそう仰るのです。
「唇を舐めなさい」
ペニスに吸い付いていた私は、上体を起こして御主人様の唇に舌を這わせます。
けれど直ぐに御奉仕に戻るように指示をされました。
御主人様のお身体なら、何処を御奉仕させて頂いても嬉しい。
けれどその中でも唇は特別ですから、私は名残惜しさを感じながらまた身体を畳みました。
突然、気が変わられたのか、御主人様はすっと椅子から立ち上がられます。
それにつられて、私の口内から愛しいペニスは出て行ってしまいました。
急に空っぽになった口内に、唇を上手く閉じる事が出来ない私。
内湯に向かわれる御主人様の背中を見ながら、どうにか唇を元の形に戻し、その後をよろよろとついて行きました。
目標額に達していない事で、私が自分自身を責めている事。
御主人様に対して、申し訳なさを感じている事。
それは私自身が頑張ってもどうしようもない事かもしれません。
けれどそれが解っていても、御主人様の為に稼いで来られなかった事実は変わらない。
せめて丁寧に丁寧に御奉仕をする事。
私に出来る事はそれだけでした。
ですから御主人様は、敢えてこう言い換えて下さいます。
「今月も頑張ったのでしょう?」
その問いかけに、私は口内をペニスでいっぱいにしたまま、鼻をふんふんと鳴らしながら何度も頷きました。
それだけは絶対的な自信がある。
胸を張って頑張ったと言える。
私にとって御主人様の為に頑張る事以外は、全てどうでもいい事。
それ程に私の全て。
そうやって御主人様は、いつも私を優しく包んで下さる。
厳しさの裏側には、必ず愛情がある。
だから私はいつも御主人様の為に誠心誠意お仕えし、御主人様の為の自分である事を誇りに想うのです。
「頑張った褒美に、飽きるまで奉仕をさせてあげますよ」
御主人様はそう続けられましたが、私が御奉仕に飽きる事はもちろんありません。
それを解った上で、御主人様はそう仰るのです。
「唇を舐めなさい」
ペニスに吸い付いていた私は、上体を起こして御主人様の唇に舌を這わせます。
けれど直ぐに御奉仕に戻るように指示をされました。
御主人様のお身体なら、何処を御奉仕させて頂いても嬉しい。
けれどその中でも唇は特別ですから、私は名残惜しさを感じながらまた身体を畳みました。
突然、気が変わられたのか、御主人様はすっと椅子から立ち上がられます。
それにつられて、私の口内から愛しいペニスは出て行ってしまいました。
急に空っぽになった口内に、唇を上手く閉じる事が出来ない私。
内湯に向かわれる御主人様の背中を見ながら、どうにか唇を元の形に戻し、その後をよろよろとついて行きました。
御主人様が声を荒げる事は決してありません。
そして無理強いをする事もありません。
けれど静かな御命令とその視線が、いつも私の鎖となって覆い被さってくるのです。
慌てて御主人様のスラックスのベルトを外そうとする私に、きちんと座って脱がせるようにとの御指示。
私はベルトに掛けていた手を大袈裟に引っ込め、その足元にきちんと正座をしました。
そして大きく深呼吸。
その時間は一瞬だったけれど、はしゃぎ過ぎていた自分を落ち着かせ、愛奴としての心構えを自分の中で引き戻しました。
そしてもう一度ベルトに手を掛けようとした時、ふと気が付きます。
正座をした私の目の前にある、御主人様のスラックス。
その部分が膨張しているのが、手触りの良い生地越しにも見て判りました。
御主人様が悦んで下さっている...!
その事実に身体の中心がかっと熱くなります。
雑にならないよう気を付けながら、スラックスと靴下を脱いで頂く。
やはり大きく膨らんでいるその部分は、下着越しにその存在感を更に主張していました。
下着のウエスト部分に指を滑り込ませ、ゆっくりと下方へずらして行く。
と、窮屈な中から解放されたペニスが、下着から一気に零れ落ちてきました。
「咥えなさい」
その言葉が終わる前に、私は待っていましたとばかりにはち切れそうなペニスにむしゃぶりつきました。
更に、咥えながら服を畳むようにと、御主人様の御命令が続きます。
私の顔は御主人様の下腹部の正面。
そこに額がくっついてしまいそうな程の距離です。
もちろん自分の手元は全く見えず、服を畳むのは至難の業。
それでも一生懸命に御命令を全うしようと努めます。
けれど一向にその役割を果たせない愛奴に飽きてしまわれたのでしょうか。
御主人様は愛奴の口内にペニスを収めさせたままゆっくりと後退され、そこにあった椅子に腰掛けられました。
私は御奉仕をしながら四つん這いでそれに着いて行き、御主人様の脚の間に座る形となります。
この体勢がとても好き。
御主人様の足元に座っているのが好き。
この視線は常に御主人様を見上げていたい。
お仕えしている感覚と、飼われている感覚。
私は御主人様の愛奴なのだと強く感じられる瞬間なのです。
夢中で御奉仕を続けていると、御主人様の足の甲がおまんこに触れました。
思わず身体が跳ねてしまう私。
そこは触れてもいないのに、御奉仕をしているだけで濡らしてしまう変態おまんこ。
御主人様を汚してしまわないかと心配になる反面、私がどれほど嬉しいのかを、御主人様にもお伝えしたいと想ってしまいました。
「今月はたくさん稼いできましたか?」
御主人様の脚の間に顔を埋めている私の上に、優しい問いかけが降って来ます。
けれど私は答えられず、動かしていた口内を一瞬だけ停止し、緩やかに御奉仕を再開しました。
それは、その答えが「はい」とお答え出来るものではなかったから。
風俗のお仕事は、稼ぎがいい時とそうでない時の差があります。
それは予測出来るものではないし、地域柄やお店によっても異なり、頑張りたくても頑張れない時もあるのです。
私の場合は特段に大きな差ではないにしても、御主人様に悦んで頂ける程、稼げていないという自覚があります。
実際、この時は目標額に達していませんでした。
勿論、その事で責められる事も叱られる事もありません。
けれど私は御主人様に悦んで頂きたい。
その一心なのです。
ですからそれが叶わない状況である事がもどかしく、自分にも腹が立つ。
私にとっては「風俗」ではなく、「御主人様に与えて頂いたお仕事」。
御主人様の為に、御主人様の物であるこの身体を使って、御主人様の為に金銭を稼ぐ。
それが御主人様のお望みである限り、私は悦んで身を投じる。
それだけの事。
そしてそんな私の気持ちを御主人様が知っていて下さる事。
だから私はますます御主人様に悦んで頂きたくて仕方ないのです。
そして無理強いをする事もありません。
けれど静かな御命令とその視線が、いつも私の鎖となって覆い被さってくるのです。
慌てて御主人様のスラックスのベルトを外そうとする私に、きちんと座って脱がせるようにとの御指示。
私はベルトに掛けていた手を大袈裟に引っ込め、その足元にきちんと正座をしました。
そして大きく深呼吸。
その時間は一瞬だったけれど、はしゃぎ過ぎていた自分を落ち着かせ、愛奴としての心構えを自分の中で引き戻しました。
そしてもう一度ベルトに手を掛けようとした時、ふと気が付きます。
正座をした私の目の前にある、御主人様のスラックス。
その部分が膨張しているのが、手触りの良い生地越しにも見て判りました。
御主人様が悦んで下さっている...!
その事実に身体の中心がかっと熱くなります。
雑にならないよう気を付けながら、スラックスと靴下を脱いで頂く。
やはり大きく膨らんでいるその部分は、下着越しにその存在感を更に主張していました。
下着のウエスト部分に指を滑り込ませ、ゆっくりと下方へずらして行く。
と、窮屈な中から解放されたペニスが、下着から一気に零れ落ちてきました。
「咥えなさい」
その言葉が終わる前に、私は待っていましたとばかりにはち切れそうなペニスにむしゃぶりつきました。
更に、咥えながら服を畳むようにと、御主人様の御命令が続きます。
私の顔は御主人様の下腹部の正面。
そこに額がくっついてしまいそうな程の距離です。
もちろん自分の手元は全く見えず、服を畳むのは至難の業。
それでも一生懸命に御命令を全うしようと努めます。
けれど一向にその役割を果たせない愛奴に飽きてしまわれたのでしょうか。
御主人様は愛奴の口内にペニスを収めさせたままゆっくりと後退され、そこにあった椅子に腰掛けられました。
私は御奉仕をしながら四つん這いでそれに着いて行き、御主人様の脚の間に座る形となります。
この体勢がとても好き。
御主人様の足元に座っているのが好き。
この視線は常に御主人様を見上げていたい。
お仕えしている感覚と、飼われている感覚。
私は御主人様の愛奴なのだと強く感じられる瞬間なのです。
夢中で御奉仕を続けていると、御主人様の足の甲がおまんこに触れました。
思わず身体が跳ねてしまう私。
そこは触れてもいないのに、御奉仕をしているだけで濡らしてしまう変態おまんこ。
御主人様を汚してしまわないかと心配になる反面、私がどれほど嬉しいのかを、御主人様にもお伝えしたいと想ってしまいました。
「今月はたくさん稼いできましたか?」
御主人様の脚の間に顔を埋めている私の上に、優しい問いかけが降って来ます。
けれど私は答えられず、動かしていた口内を一瞬だけ停止し、緩やかに御奉仕を再開しました。
それは、その答えが「はい」とお答え出来るものではなかったから。
風俗のお仕事は、稼ぎがいい時とそうでない時の差があります。
それは予測出来るものではないし、地域柄やお店によっても異なり、頑張りたくても頑張れない時もあるのです。
私の場合は特段に大きな差ではないにしても、御主人様に悦んで頂ける程、稼げていないという自覚があります。
実際、この時は目標額に達していませんでした。
勿論、その事で責められる事も叱られる事もありません。
けれど私は御主人様に悦んで頂きたい。
その一心なのです。
ですからそれが叶わない状況である事がもどかしく、自分にも腹が立つ。
私にとっては「風俗」ではなく、「御主人様に与えて頂いたお仕事」。
御主人様の為に、御主人様の物であるこの身体を使って、御主人様の為に金銭を稼ぐ。
それが御主人様のお望みである限り、私は悦んで身を投じる。
それだけの事。
そしてそんな私の気持ちを御主人様が知っていて下さる事。
だから私はますます御主人様に悦んで頂きたくて仕方ないのです。
12度目の調教。
今回は、せっかく御主人様がこちらに来て下さるのだから、名所や素敵な場所にご案内したいと想っていました。
私がいつも見ているお気に入りの景色。
きっと御主人様も気に入って下さる。
そう想っていたのです。
けれど今日は天気が悪い上に、季節外れの寒さ。
どう考えても、愉しく観光が出来るような気候ではありません。
御主人様は、旅館でゆっくりとした時間を過ごす事を愉しまれる。
こんなに寒いのなら、身体を休めて頂く事を優先しよう。
そう決断し、観光はまたの機会にご案内する事にしました。
高速道路を利用するはずだったプランを変更し、一般道でゆったりとドライブを愉しみながら、旅館へと向かいます。
私のお気に入りの大きな河川に春が来るのは、もう少し先のよう。
緑が芽を出し始めた土手には、つくしの姿は見つけられませんでした。
けれども窓から顔を出し、一生懸命に探そうとする御主人様。
その後ろ姿が愛おしくて堪りませんでした。
だんだんと道は細くなり、蛇行しながら車は登って行きます。
気温も更に低くなり、エアコンを付けなければフロントガラスが曇ってしまう程。
けれど力のない軽自動車は、エアコンを付けるとますますパワーダウンしてしまいます。
何度かそんな事を繰り返していると、通る道に応じて、御主人様がエアコンのボタンを操作して下さるようになりました。
そんな小さな事がとても嬉しい。
長い長いドライブを愉しみながらようやく旅館が見えた頃、春だというのに空には小雪が舞っていました。
森の奥にひっそりと佇む静かな旅館。
御主人様との時間を愉しむ為、迷いに迷って選んだ旅館でした。
チェックインを済ませ、箱庭の中の長い石畳を通り、一番奥の離れへと案内されます。
中に入ると、どこのお屋敷かと想う程の広い玄関。
たくさんあるお部屋はどこか懐かしい雰囲気。
窓には森林が映り、小川のせせらぎが聞こえていました。
それに内湯の広さ!
泳げてしまうほどの大きさに、御主人様も悦んでいらっしゃる様子でした。
係りの方が退室されたのを確認し、早速寛げるよう、スーツ姿の御主人様に「着替えられますか」とお伺いします。
そうだなと言って背中を向けて下さる御主人様。
私はそっとジャケットに手を掛け、ゆっくりと脱がして差し上げました。
形を整えながらそれをハンガーに掛けていると、ネクタイ、ワイシャツと、次々に私に託して下さいます。
これを嬉しいと想えるのは御主人様だけ。
お世話が出来る悦びに胸を躍らせながら、ズボンも脱いで下さいと軽い気持ちでお声掛けしました。
すると、「なぜ私が脱がなければならないのですか」とのお返事。
その僅かな口調の変化に、突然張り詰めた空気。
しまった…
気付いた時にはもう手遅れでした。
私は愉しい気持ちに浮かれ過ぎ、自分の勤めを忘れてしまっていたのです。
今回は、せっかく御主人様がこちらに来て下さるのだから、名所や素敵な場所にご案内したいと想っていました。
私がいつも見ているお気に入りの景色。
きっと御主人様も気に入って下さる。
そう想っていたのです。
けれど今日は天気が悪い上に、季節外れの寒さ。
どう考えても、愉しく観光が出来るような気候ではありません。
御主人様は、旅館でゆっくりとした時間を過ごす事を愉しまれる。
こんなに寒いのなら、身体を休めて頂く事を優先しよう。
そう決断し、観光はまたの機会にご案内する事にしました。
高速道路を利用するはずだったプランを変更し、一般道でゆったりとドライブを愉しみながら、旅館へと向かいます。
私のお気に入りの大きな河川に春が来るのは、もう少し先のよう。
緑が芽を出し始めた土手には、つくしの姿は見つけられませんでした。
けれども窓から顔を出し、一生懸命に探そうとする御主人様。
その後ろ姿が愛おしくて堪りませんでした。
だんだんと道は細くなり、蛇行しながら車は登って行きます。
気温も更に低くなり、エアコンを付けなければフロントガラスが曇ってしまう程。
けれど力のない軽自動車は、エアコンを付けるとますますパワーダウンしてしまいます。
何度かそんな事を繰り返していると、通る道に応じて、御主人様がエアコンのボタンを操作して下さるようになりました。
そんな小さな事がとても嬉しい。
長い長いドライブを愉しみながらようやく旅館が見えた頃、春だというのに空には小雪が舞っていました。
森の奥にひっそりと佇む静かな旅館。
御主人様との時間を愉しむ為、迷いに迷って選んだ旅館でした。
チェックインを済ませ、箱庭の中の長い石畳を通り、一番奥の離れへと案内されます。
中に入ると、どこのお屋敷かと想う程の広い玄関。
たくさんあるお部屋はどこか懐かしい雰囲気。
窓には森林が映り、小川のせせらぎが聞こえていました。
それに内湯の広さ!
泳げてしまうほどの大きさに、御主人様も悦んでいらっしゃる様子でした。
係りの方が退室されたのを確認し、早速寛げるよう、スーツ姿の御主人様に「着替えられますか」とお伺いします。
そうだなと言って背中を向けて下さる御主人様。
私はそっとジャケットに手を掛け、ゆっくりと脱がして差し上げました。
形を整えながらそれをハンガーに掛けていると、ネクタイ、ワイシャツと、次々に私に託して下さいます。
これを嬉しいと想えるのは御主人様だけ。
お世話が出来る悦びに胸を躍らせながら、ズボンも脱いで下さいと軽い気持ちでお声掛けしました。
すると、「なぜ私が脱がなければならないのですか」とのお返事。
その僅かな口調の変化に、突然張り詰めた空気。
しまった…
気付いた時にはもう手遅れでした。
私は愉しい気持ちに浮かれ過ぎ、自分の勤めを忘れてしまっていたのです。
12度目の調教日の朝。
2ヶ月ぶりにお逢いする御主人様を迎える為、私は小雨の中、空港へと車を走らせていました。
前回の約束通り、今回は御主人様が私の住んでいる所へ来て下さいます。
隣の県には人気のある温泉があり、今回は温泉好きの御主人様にそこをお勧めしたのです。
御主人様が泊りがけでこちらに来て下さるのは、2度目の調教の時以来。
私は御主人様に悦んで頂きたくて、この2ヶ月間、色々と計画を練っていました。
御主人様と2日間一緒に過ごせる事も、約一年ぶり。
私は修学旅行前の子供のように、飛び上がりそうな気持ちを抑えきれず、意味もなく車を飛ばしていました。
お昼前に空港に到着された御主人様。
そわそわと到着口の椅子に座っていた私に気付かず、目の前を通り過ぎてしまわれました。
私は慌てて立ち上がり、その背中を追いかけます。
たくさんの人がいる中で「御主人様」とお声がけする訳にもいかず、なんとか御主人様に追い付き、ジャケットの裾を掴みました。
2ヶ月ぶりにお逢いする御主人様。
いつも想う事ですが、素敵な素敵な御主人様を前にして、私は毎回夢心地になってしまいます。
まるでそこには二人しかいないよう。
御主人様の纏う不思議な雰囲気が、これは夢なんじゃないかと本気で想わせてしまうのです。
空港に隣接された駐車場まで移動し、御主人様が私の車の助手席に座って下さいました。
私がいつも見ている風景の中に、御主人様がいらっしゃる。
それは物凄く特別な感覚で、初めて調教を受けた時の記憶が蘇ります。
御主人様は私の夢。
こんな御主人様がいたらいいなと想い描いていた人物が、今、目の前に存在している。
それが現実なのかも判らなくなる程に、御主人様は私の理想そのままなのです。
ああ、今が人生で一番幸せ。
今命が尽きたなら、最高の人生だったと言える。
いつもいつもそう想ってしまう私を、御主人様はお叱りになるかもしれません。
けれど本当に心からそう想うのですから、仕方がないのです。
それは破滅思考ではなく、これ以上の幸福がない事を知っているから。
出来る事なら御主人様のお傍で、この命を終わらせたい。
それが私の一番の望みかもしれません。
夢のような心地の中、私は安全運転を心掛けながら、お気に入りのお店に御主人様をお連れしました。
いつものお店に不釣合なのは、御主人様がいらっしゃる事。
まるでそこだけが異空間になってしまったかのように、物凄い違和感を生み出しています。
私の理想がそのまま形になった御主人様。
それが今、私の日常生活の中に溶け込んでいる。
その様子を目の当たりにし、私は料理の味もよく判らなくなっていました。
けれどそんな私に反して、どうやら御主人様は気に入って下さったよう。
器の中はすっかり空っぽになっていました。
私が食事を終えると、御主人様からお財布を渡され、煙草を吸っている間にお会計をしておくように指示をされます。
御主人様のお財布を預かるのは2度目。
最初は物凄く驚きました。
普通は誰かに自分の財布を預けたりしないだろうし、私は家族にも触らせたりしません。
けれど御主人様はそれを私に赦して下さっている。
そうする事が当たり前のように、自然に。
それが嬉しくて嬉しくて…
御主人様が私を赦して下さっている証拠を大事に掌で包み、勝手に上がる口角を必死で抑えようとしていました。
2ヶ月ぶりにお逢いする御主人様を迎える為、私は小雨の中、空港へと車を走らせていました。
前回の約束通り、今回は御主人様が私の住んでいる所へ来て下さいます。
隣の県には人気のある温泉があり、今回は温泉好きの御主人様にそこをお勧めしたのです。
御主人様が泊りがけでこちらに来て下さるのは、2度目の調教の時以来。
私は御主人様に悦んで頂きたくて、この2ヶ月間、色々と計画を練っていました。
御主人様と2日間一緒に過ごせる事も、約一年ぶり。
私は修学旅行前の子供のように、飛び上がりそうな気持ちを抑えきれず、意味もなく車を飛ばしていました。
お昼前に空港に到着された御主人様。
そわそわと到着口の椅子に座っていた私に気付かず、目の前を通り過ぎてしまわれました。
私は慌てて立ち上がり、その背中を追いかけます。
たくさんの人がいる中で「御主人様」とお声がけする訳にもいかず、なんとか御主人様に追い付き、ジャケットの裾を掴みました。
2ヶ月ぶりにお逢いする御主人様。
いつも想う事ですが、素敵な素敵な御主人様を前にして、私は毎回夢心地になってしまいます。
まるでそこには二人しかいないよう。
御主人様の纏う不思議な雰囲気が、これは夢なんじゃないかと本気で想わせてしまうのです。
空港に隣接された駐車場まで移動し、御主人様が私の車の助手席に座って下さいました。
私がいつも見ている風景の中に、御主人様がいらっしゃる。
それは物凄く特別な感覚で、初めて調教を受けた時の記憶が蘇ります。
御主人様は私の夢。
こんな御主人様がいたらいいなと想い描いていた人物が、今、目の前に存在している。
それが現実なのかも判らなくなる程に、御主人様は私の理想そのままなのです。
ああ、今が人生で一番幸せ。
今命が尽きたなら、最高の人生だったと言える。
いつもいつもそう想ってしまう私を、御主人様はお叱りになるかもしれません。
けれど本当に心からそう想うのですから、仕方がないのです。
それは破滅思考ではなく、これ以上の幸福がない事を知っているから。
出来る事なら御主人様のお傍で、この命を終わらせたい。
それが私の一番の望みかもしれません。
夢のような心地の中、私は安全運転を心掛けながら、お気に入りのお店に御主人様をお連れしました。
いつものお店に不釣合なのは、御主人様がいらっしゃる事。
まるでそこだけが異空間になってしまったかのように、物凄い違和感を生み出しています。
私の理想がそのまま形になった御主人様。
それが今、私の日常生活の中に溶け込んでいる。
その様子を目の当たりにし、私は料理の味もよく判らなくなっていました。
けれどそんな私に反して、どうやら御主人様は気に入って下さったよう。
器の中はすっかり空っぽになっていました。
私が食事を終えると、御主人様からお財布を渡され、煙草を吸っている間にお会計をしておくように指示をされます。
御主人様のお財布を預かるのは2度目。
最初は物凄く驚きました。
普通は誰かに自分の財布を預けたりしないだろうし、私は家族にも触らせたりしません。
けれど御主人様はそれを私に赦して下さっている。
そうする事が当たり前のように、自然に。
それが嬉しくて嬉しくて…
御主人様が私を赦して下さっている証拠を大事に掌で包み、勝手に上がる口角を必死で抑えようとしていました。
ホテルの部屋を出て、ロビーで空港行きのバスを待ちます。
御主人様が旅館を検索して、それを私に見せて下さっているのですが、その内容があまり頭に入って来ません。
御主人様と横並びに座って旅行の相談をしている...それだけで嬉しくて嬉しくて。
このままずっとバスが来なければいいのにと想っていました。
もう外が暗くなりましたねと御主人様にお話していると、大きな飾り窓の向こうにバスのヘッドライトが見えました。
するとロビーにいた他の観光客も、一斉に立ち上がります。
バスを待っていたのは、ホテルに宿泊していた旅行客も同じようでした。
けれどバスには既にたくさんのお客さんが乗っていて、空席はあまりありません。
仕方なく、御主人様と私は前後の空席に座りました。
私の後ろの座席が御主人様。
私の隣には、若い男性。
さっきまでの浮かれた気分はすっかりどこかへ行ってしまって、一気に気分が沈みます。
御主人様のお姿を確認したくてふと視線を巡らせると、バスの大きな窓の外には、都会のイルミネーションがきらきらと輝いていました。
ああ...御主人様と見たかったのにな...
少しでも御主人様と離れていたくない私の願いは叶わず、空港までの時間は退屈なものとなりました。
やっと空港に着くと、御主人様はいつものように私を振り返る事なく、どんどんと歩いて行ってしまわれます。
私はいつものようにその後を必死に追いかけるのですが。
ふと御主人様が立ち止まって、私がついて来ているか確認して下さいました。
「歩きにくそうですね」
履き慣れていないヒールはもちろんですが、私が歩くのが遅い事は御主人様ももちろん御存知です。
ですからその言葉は、「敢えて」言われているような気がしました。
腕に掴まりなさいという意味なのかな…?
けれど私が御主人様の腕に辿り着く前に、御主人様は再び歩き出されてしまいました。
私が掴めたのは、そのジャケット。
それでも嬉しくて、私は御主人様に引きずられながら空港内を歩いて行きました。
いつものように食事をし、フライト前にお互いトイレを済ませておきます。
近づいて来るその時間。
だんだんと寂しさに襲われますが、なかなか御主人様がトイレから戻っていらっしゃいません。
もしかして気分が悪くなられたのかもしれないと想い、御主人様の携帯を鳴らしますが、コールが続くだけ。
私の横には、御主人様のかばん。
どうやら携帯は、かばんの中にあるようです。
どうしようと気ばかり焦りますが、搭乗時間になっても戻っていらっしゃらない御主人様。
男性用のトイレに確認しに行く訳にもいかず、私は一人で慌てていました。
その一方で、このまま飛行機に乗れなければ、もっと御主人様と一緒にいられる…
それでもいい。
むしろその方がいい。
私は急に落ち着きを取り戻し、御主人様のかばんを抱えて一人待っていました。
けれど私の小さな野望は直ぐに打ち砕かれます。
御主人様は何事もなかったかのように、急ぐ様子もなく戻っていらっしゃったのです。
良かったと想う気持ちと、残念に想う気持ち。
けれどそれを整理する時間もなく、私は急いで手荷物検査を通り抜け、御主人様に手を振りました。
搭乗口ではCAさんが私を探して、大声で名前を呼んでいらっしゃいます。
すみませんと繰り返し謝りながら、私は息を切らしてどうにか座席へと辿り着きました。
最後に慌てて駆け込んできた私を見て、隣の座席に座っていた優しそうな紳士が、「間に合って良かったですね」と声を掛けて下さいます。
私は愛想笑いをして、間に合わなくても良かったのに…そう心の中で呟きました。
今回は離れる事を悲しむ余裕もなかった。
きちんと御挨拶も出来なかった。
けれどそれ以上に、次の約束がある。
それだけで心の中は驚く程に穏やかでした。
泣いてはいけない。
御主人様を困らせたくない。
そう解っていても、やっぱり離れるのは辛い。
御主人様に気を遣わせている申し訳なさはありましたが、それ以上に御主人様のお気遣いが嬉しくて堪らない。
次の約束はもちろん、御主人様のお気持ちに包まれて、私は安心して空の上で眠っていました。
11度目の調教は、これにて終了となります。
相変わらずの亀更新で、調教記録は1回分遅れてしまっている状態です。
12度目の調教も既に終了し、13度目の調教が近付いている今日この頃。
御主人様をどうおもてなししようかと、計画している愛奴です。
いつも読んで下さりありがとうございます。
12度目の調教もよろしくお願い致します。
御主人様が旅館を検索して、それを私に見せて下さっているのですが、その内容があまり頭に入って来ません。
御主人様と横並びに座って旅行の相談をしている...それだけで嬉しくて嬉しくて。
このままずっとバスが来なければいいのにと想っていました。
もう外が暗くなりましたねと御主人様にお話していると、大きな飾り窓の向こうにバスのヘッドライトが見えました。
するとロビーにいた他の観光客も、一斉に立ち上がります。
バスを待っていたのは、ホテルに宿泊していた旅行客も同じようでした。
けれどバスには既にたくさんのお客さんが乗っていて、空席はあまりありません。
仕方なく、御主人様と私は前後の空席に座りました。
私の後ろの座席が御主人様。
私の隣には、若い男性。
さっきまでの浮かれた気分はすっかりどこかへ行ってしまって、一気に気分が沈みます。
御主人様のお姿を確認したくてふと視線を巡らせると、バスの大きな窓の外には、都会のイルミネーションがきらきらと輝いていました。
ああ...御主人様と見たかったのにな...
少しでも御主人様と離れていたくない私の願いは叶わず、空港までの時間は退屈なものとなりました。
やっと空港に着くと、御主人様はいつものように私を振り返る事なく、どんどんと歩いて行ってしまわれます。
私はいつものようにその後を必死に追いかけるのですが。
ふと御主人様が立ち止まって、私がついて来ているか確認して下さいました。
「歩きにくそうですね」
履き慣れていないヒールはもちろんですが、私が歩くのが遅い事は御主人様ももちろん御存知です。
ですからその言葉は、「敢えて」言われているような気がしました。
腕に掴まりなさいという意味なのかな…?
けれど私が御主人様の腕に辿り着く前に、御主人様は再び歩き出されてしまいました。
私が掴めたのは、そのジャケット。
それでも嬉しくて、私は御主人様に引きずられながら空港内を歩いて行きました。
いつものように食事をし、フライト前にお互いトイレを済ませておきます。
近づいて来るその時間。
だんだんと寂しさに襲われますが、なかなか御主人様がトイレから戻っていらっしゃいません。
もしかして気分が悪くなられたのかもしれないと想い、御主人様の携帯を鳴らしますが、コールが続くだけ。
私の横には、御主人様のかばん。
どうやら携帯は、かばんの中にあるようです。
どうしようと気ばかり焦りますが、搭乗時間になっても戻っていらっしゃらない御主人様。
男性用のトイレに確認しに行く訳にもいかず、私は一人で慌てていました。
その一方で、このまま飛行機に乗れなければ、もっと御主人様と一緒にいられる…
それでもいい。
むしろその方がいい。
私は急に落ち着きを取り戻し、御主人様のかばんを抱えて一人待っていました。
けれど私の小さな野望は直ぐに打ち砕かれます。
御主人様は何事もなかったかのように、急ぐ様子もなく戻っていらっしゃったのです。
良かったと想う気持ちと、残念に想う気持ち。
けれどそれを整理する時間もなく、私は急いで手荷物検査を通り抜け、御主人様に手を振りました。
搭乗口ではCAさんが私を探して、大声で名前を呼んでいらっしゃいます。
すみませんと繰り返し謝りながら、私は息を切らしてどうにか座席へと辿り着きました。
最後に慌てて駆け込んできた私を見て、隣の座席に座っていた優しそうな紳士が、「間に合って良かったですね」と声を掛けて下さいます。
私は愛想笑いをして、間に合わなくても良かったのに…そう心の中で呟きました。
今回は離れる事を悲しむ余裕もなかった。
きちんと御挨拶も出来なかった。
けれどそれ以上に、次の約束がある。
それだけで心の中は驚く程に穏やかでした。
泣いてはいけない。
御主人様を困らせたくない。
そう解っていても、やっぱり離れるのは辛い。
御主人様に気を遣わせている申し訳なさはありましたが、それ以上に御主人様のお気遣いが嬉しくて堪らない。
次の約束はもちろん、御主人様のお気持ちに包まれて、私は安心して空の上で眠っていました。
11度目の調教は、これにて終了となります。
相変わらずの亀更新で、調教記録は1回分遅れてしまっている状態です。
12度目の調教も既に終了し、13度目の調教が近付いている今日この頃。
御主人様をどうおもてなししようかと、計画している愛奴です。
いつも読んで下さりありがとうございます。
12度目の調教もよろしくお願い致します。