御主人様と愛奴 変態の日々の記録
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Author:愛奴
♥当ブログは性的表現・画像を使用しておりますので、18歳未満の方は直ちにブラウザバックをお願い致します。
またSMに嫌悪感をお持ちの方は閲覧をお控え下さい。
自己責任の元での閲覧をお願い致します。
御主人様の愛奴です。
お初の方は「はじめに」をご参照下さい。
コメントは承認制となっておりますので、「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れて下さると非表示となります。
私からのお返事のみ掲載させて頂きますので、SMに興味のある方もノーマルの方も、皆様お気軽に足跡を残して下さると嬉しいです。
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ホテルの部屋を出て、ロビーで空港行きのバスを待ちます。
御主人様が旅館を検索して、それを私に見せて下さっているのですが、その内容があまり頭に入って来ません。
御主人様と横並びに座って旅行の相談をしている...それだけで嬉しくて嬉しくて。
このままずっとバスが来なければいいのにと想っていました。
もう外が暗くなりましたねと御主人様にお話していると、大きな飾り窓の向こうにバスのヘッドライトが見えました。
するとロビーにいた他の観光客も、一斉に立ち上がります。
バスを待っていたのは、ホテルに宿泊していた旅行客も同じようでした。
けれどバスには既にたくさんのお客さんが乗っていて、空席はあまりありません。
仕方なく、御主人様と私は前後の空席に座りました。
私の後ろの座席が御主人様。
私の隣には、若い男性。
さっきまでの浮かれた気分はすっかりどこかへ行ってしまって、一気に気分が沈みます。
御主人様のお姿を確認したくてふと視線を巡らせると、バスの大きな窓の外には、都会のイルミネーションがきらきらと輝いていました。
ああ...御主人様と見たかったのにな...
少しでも御主人様と離れていたくない私の願いは叶わず、空港までの時間は退屈なものとなりました。
やっと空港に着くと、御主人様はいつものように私を振り返る事なく、どんどんと歩いて行ってしまわれます。
私はいつものようにその後を必死に追いかけるのですが。
ふと御主人様が立ち止まって、私がついて来ているか確認して下さいました。
「歩きにくそうですね」
履き慣れていないヒールはもちろんですが、私が歩くのが遅い事は御主人様ももちろん御存知です。
ですからその言葉は、「敢えて」言われているような気がしました。
腕に掴まりなさいという意味なのかな…?
けれど私が御主人様の腕に辿り着く前に、御主人様は再び歩き出されてしまいました。
私が掴めたのは、そのジャケット。
それでも嬉しくて、私は御主人様に引きずられながら空港内を歩いて行きました。
いつものように食事をし、フライト前にお互いトイレを済ませておきます。
近づいて来るその時間。
だんだんと寂しさに襲われますが、なかなか御主人様がトイレから戻っていらっしゃいません。
もしかして気分が悪くなられたのかもしれないと想い、御主人様の携帯を鳴らしますが、コールが続くだけ。
私の横には、御主人様のかばん。
どうやら携帯は、かばんの中にあるようです。
どうしようと気ばかり焦りますが、搭乗時間になっても戻っていらっしゃらない御主人様。
男性用のトイレに確認しに行く訳にもいかず、私は一人で慌てていました。
その一方で、このまま飛行機に乗れなければ、もっと御主人様と一緒にいられる…
それでもいい。
むしろその方がいい。
私は急に落ち着きを取り戻し、御主人様のかばんを抱えて一人待っていました。
けれど私の小さな野望は直ぐに打ち砕かれます。
御主人様は何事もなかったかのように、急ぐ様子もなく戻っていらっしゃったのです。
良かったと想う気持ちと、残念に想う気持ち。
けれどそれを整理する時間もなく、私は急いで手荷物検査を通り抜け、御主人様に手を振りました。
搭乗口ではCAさんが私を探して、大声で名前を呼んでいらっしゃいます。
すみませんと繰り返し謝りながら、私は息を切らしてどうにか座席へと辿り着きました。
最後に慌てて駆け込んできた私を見て、隣の座席に座っていた優しそうな紳士が、「間に合って良かったですね」と声を掛けて下さいます。
私は愛想笑いをして、間に合わなくても良かったのに…そう心の中で呟きました。
今回は離れる事を悲しむ余裕もなかった。
きちんと御挨拶も出来なかった。
けれどそれ以上に、次の約束がある。
それだけで心の中は驚く程に穏やかでした。
泣いてはいけない。
御主人様を困らせたくない。
そう解っていても、やっぱり離れるのは辛い。
御主人様に気を遣わせている申し訳なさはありましたが、それ以上に御主人様のお気遣いが嬉しくて堪らない。
次の約束はもちろん、御主人様のお気持ちに包まれて、私は安心して空の上で眠っていました。
11度目の調教は、これにて終了となります。
相変わらずの亀更新で、調教記録は1回分遅れてしまっている状態です。
12度目の調教も既に終了し、13度目の調教が近付いている今日この頃。
御主人様をどうおもてなししようかと、計画している愛奴です。
いつも読んで下さりありがとうございます。
12度目の調教もよろしくお願い致します。
御主人様が旅館を検索して、それを私に見せて下さっているのですが、その内容があまり頭に入って来ません。
御主人様と横並びに座って旅行の相談をしている...それだけで嬉しくて嬉しくて。
このままずっとバスが来なければいいのにと想っていました。
もう外が暗くなりましたねと御主人様にお話していると、大きな飾り窓の向こうにバスのヘッドライトが見えました。
するとロビーにいた他の観光客も、一斉に立ち上がります。
バスを待っていたのは、ホテルに宿泊していた旅行客も同じようでした。
けれどバスには既にたくさんのお客さんが乗っていて、空席はあまりありません。
仕方なく、御主人様と私は前後の空席に座りました。
私の後ろの座席が御主人様。
私の隣には、若い男性。
さっきまでの浮かれた気分はすっかりどこかへ行ってしまって、一気に気分が沈みます。
御主人様のお姿を確認したくてふと視線を巡らせると、バスの大きな窓の外には、都会のイルミネーションがきらきらと輝いていました。
ああ...御主人様と見たかったのにな...
少しでも御主人様と離れていたくない私の願いは叶わず、空港までの時間は退屈なものとなりました。
やっと空港に着くと、御主人様はいつものように私を振り返る事なく、どんどんと歩いて行ってしまわれます。
私はいつものようにその後を必死に追いかけるのですが。
ふと御主人様が立ち止まって、私がついて来ているか確認して下さいました。
「歩きにくそうですね」
履き慣れていないヒールはもちろんですが、私が歩くのが遅い事は御主人様ももちろん御存知です。
ですからその言葉は、「敢えて」言われているような気がしました。
腕に掴まりなさいという意味なのかな…?
けれど私が御主人様の腕に辿り着く前に、御主人様は再び歩き出されてしまいました。
私が掴めたのは、そのジャケット。
それでも嬉しくて、私は御主人様に引きずられながら空港内を歩いて行きました。
いつものように食事をし、フライト前にお互いトイレを済ませておきます。
近づいて来るその時間。
だんだんと寂しさに襲われますが、なかなか御主人様がトイレから戻っていらっしゃいません。
もしかして気分が悪くなられたのかもしれないと想い、御主人様の携帯を鳴らしますが、コールが続くだけ。
私の横には、御主人様のかばん。
どうやら携帯は、かばんの中にあるようです。
どうしようと気ばかり焦りますが、搭乗時間になっても戻っていらっしゃらない御主人様。
男性用のトイレに確認しに行く訳にもいかず、私は一人で慌てていました。
その一方で、このまま飛行機に乗れなければ、もっと御主人様と一緒にいられる…
それでもいい。
むしろその方がいい。
私は急に落ち着きを取り戻し、御主人様のかばんを抱えて一人待っていました。
けれど私の小さな野望は直ぐに打ち砕かれます。
御主人様は何事もなかったかのように、急ぐ様子もなく戻っていらっしゃったのです。
良かったと想う気持ちと、残念に想う気持ち。
けれどそれを整理する時間もなく、私は急いで手荷物検査を通り抜け、御主人様に手を振りました。
搭乗口ではCAさんが私を探して、大声で名前を呼んでいらっしゃいます。
すみませんと繰り返し謝りながら、私は息を切らしてどうにか座席へと辿り着きました。
最後に慌てて駆け込んできた私を見て、隣の座席に座っていた優しそうな紳士が、「間に合って良かったですね」と声を掛けて下さいます。
私は愛想笑いをして、間に合わなくても良かったのに…そう心の中で呟きました。
今回は離れる事を悲しむ余裕もなかった。
きちんと御挨拶も出来なかった。
けれどそれ以上に、次の約束がある。
それだけで心の中は驚く程に穏やかでした。
泣いてはいけない。
御主人様を困らせたくない。
そう解っていても、やっぱり離れるのは辛い。
御主人様に気を遣わせている申し訳なさはありましたが、それ以上に御主人様のお気遣いが嬉しくて堪らない。
次の約束はもちろん、御主人様のお気持ちに包まれて、私は安心して空の上で眠っていました。
11度目の調教は、これにて終了となります。
相変わらずの亀更新で、調教記録は1回分遅れてしまっている状態です。
12度目の調教も既に終了し、13度目の調教が近付いている今日この頃。
御主人様をどうおもてなししようかと、計画している愛奴です。
いつも読んで下さりありがとうございます。
12度目の調教もよろしくお願い致します。