御主人様と愛奴 変態の日々の記録
プロフィール
Author:愛奴
♥当ブログは性的表現・画像を使用しておりますので、18歳未満の方は直ちにブラウザバックをお願い致します。
またSMに嫌悪感をお持ちの方は閲覧をお控え下さい。
自己責任の元での閲覧をお願い致します。
御主人様の愛奴です。
お初の方は「はじめに」をご参照下さい。
コメントは承認制となっておりますので、「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れて下さると非表示となります。
私からのお返事のみ掲載させて頂きますので、SMに興味のある方もノーマルの方も、皆様お気軽に足跡を残して下さると嬉しいです。
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まだお逢いする前からずっと聞かせて頂いて来た御主人様のお考え。
愛奴を好きに使うという事。
その時の私にはそこに込められた意味が解らなかったし、それを「考える」という思考すらも持ち合わせていませんでした。
只、御主人様がそう仰るのだから、そうなのだろうと。
その意味を完全に理解出来るようになるまでは、かなりの時間を要してしまいましたが…。
今なら解る。
御主人様の調教の形。
御主人様がその時に何を想われるか、何を感じられるかで、私をどう扱われるのかが変わる。
もしかしたら扱われない事もあるのかもしれない。
けれどそれが御主人様の意思であるならば、何物にも妨げられる事等無いように。
只、静かな森の中でさらさらと流れる澄んだ小川であるように。
私はそこに寄り添うべき存在である事。
ただその御心だけを見つめて生きる事。
ですから御主人様が私をどう扱われるのか予想する事は愚か、それについて考える事さえも今ではすっかり違和感を覚えるようになっていました。
眼前に横たわる愛奴。
御主人様がそれをどう御覧になっているのか、私には当然判りません。
けれどそのままで良いのだと素直に受け入れながら、小さな羞恥心を持って深く息を吐き出しました。
そうして転がっている私の直ぐ傍に腰を下ろされた御主人様は、隠す事すら放棄してしまったおまんこへと向かって、つうっと透明な液体を垂らされたのです。
御主人様の薄い唇から、私の皮膚へと。
熱く蕩けているそこには少し冷たく感じられましたが、その温度差すらも心地好く、何時、触れさせて頂いたのかも想い出せないその唇との繋がりを私はただうっとりと嬉しく想っていました。
それなのに御主人様は与えたばかりの唾液を更に塗り込めるようにおまんこへと指を這わせ始められたものですから。
私の頭は一気に真っ白になり、搔き混ぜられる水音が自分の物ではないような気さえしてきます。
御主人様が普段そのような行為をされない事を知っているからこそ、私はこの夢のような瞬間に何度も何度も絶頂に達していました。
交わす言葉はいつも多くはありません。
それが御主人様独特の間(ま)を更に際立たせ、愛奴の肉を押し拡げて侵入しようとして来る御主人様自身を前に、私は何時も只の無力な物体になってしまったような気分になります。
こうして使って頂くのは何時ぶりだろう?
そんな簡単な疑問が頭にぼんやりと浮かびますが、御主人様から与えられる恐ろしい程の快楽は、思考どころか言葉さえも全てを奪って行ってしまいました。
只、揺り動かされるままに。
「直ぐに出してやりますよ」
少しだけ息の上がった御主人様の御言葉を遠くに聞きながら、私は「はい」と声を絞り出すのがやっとでした。
そうして程無く放たれた精を逃すまいと一生懸命におまんこを締め上げるのですが、するりと離れてしまわれた御主人様に、溢れた精液は何時も綺麗に拭き取られてしまうのです。
おまんこにも精液を溜めておける機能があったら良いのに…。
そんな馬鹿な事を考えていると、使い終わった愛奴の隣にうつ伏せになった御主人様は、私の方を見る事も無くマッサージを命じられました。
それ以上の事を幾らでもしている癖に、何時まで経っても恥ずかしく想ってしまう不思議な感覚。
けれどこの恥じらいには抑え切れない悦びが含まれていますから、きっとどれだけ時間が流れても変わる事はないのだと想います。
何よりも愛おしい御主人様のペニス...。
下着の上から少しだけ押さえ気味に、優しく足元へと引き下ろしました。
勿論、何時もと同じように。
既に硬く膨らんで美味しそうなペニスは、私に見せ付けるように勢い良く弾け出して来ます。
けれど御主人様の御命令がなければ、私はその香りを鼻先に掠める事しか出来ません。
物欲しそうな愛奴を床に置いたまま、ベッドに寛がれる御主人様。
先ずは稼ぎの入った封筒をもって来るようにと言われ、私は急いで鞄からサイドテーブルへと移動しました。
それを確認された御主人様は、続けて手枷を用意するようにと仰います。
まるで御褒美を前に飛び跳ねる犬のように。
お部屋の中を一人駆け回る私は、御主人様に小さな指示をして頂ける事さえも嬉しくて堪らないのです。
最近は重い銀の手枷を良く使用される御主人様。
首輪と同じ素材である事もあり、その重厚感に「愛奴」という立場が更に誇らしげに想えます。
通常の金具ではない為、御主人様が時間を掛けて嵌めて下さいますから。
まるで大事なアクセサリーのように、御主人様が与えて下さる物は全てが特別に見えているのです。
「しゃぶりなさい」
待ちに待った御命令は、「舐める」ではなく、「しゃぶる」。
その言葉の意味を常に理解するよう躾けられている私は、ゆっくりと口を開き、亀頭に合わせた唇にその先端を吸い込んで行きます。
まるで甘い甘い飴玉を転がすように。
御主人様の肌を味わいながら、舌全体を使って隅々まで纏わり付かせて行きました。
それに呼応するように溢れて来る御主人様。
美味しくて、愛おしくて、嬉しくて堪らない。
ほんの少しでも逃すまいと吸い付くと、ますます溢れて来るものですから。
御主人様も待ち遠しく想って下さったのでしょうか。
何時もより手短に中身を確認されたような封筒を再び閉じると、仰向けになるようにとの御命令が下りました。
勿論、その事について御主人様がお話になる事はありませんでしたから、私も何も口に出しませんでした。
去年の春先。
丁度コロナが流行り出していて、今後がどうなって行くのか全く予想も出来ない頃。
次に此処へ帰れるのは、もしかしたらずっとずっと先の事かもしれない…。
何時もと何も変わらない御主人様でしたが、この空間はそんな気持ちに包まれているような気がしました。
「今日を刻み込んでおかなければ…」
御主人様のペニスから名残惜しく離れた私は、そう自分に言い聞かせるように、そっとシーツの上に横たわりました。
けれどこの恥じらいには抑え切れない悦びが含まれていますから、きっとどれだけ時間が流れても変わる事はないのだと想います。
何よりも愛おしい御主人様のペニス...。
下着の上から少しだけ押さえ気味に、優しく足元へと引き下ろしました。
勿論、何時もと同じように。
既に硬く膨らんで美味しそうなペニスは、私に見せ付けるように勢い良く弾け出して来ます。
けれど御主人様の御命令がなければ、私はその香りを鼻先に掠める事しか出来ません。
物欲しそうな愛奴を床に置いたまま、ベッドに寛がれる御主人様。
先ずは稼ぎの入った封筒をもって来るようにと言われ、私は急いで鞄からサイドテーブルへと移動しました。
それを確認された御主人様は、続けて手枷を用意するようにと仰います。
まるで御褒美を前に飛び跳ねる犬のように。
お部屋の中を一人駆け回る私は、御主人様に小さな指示をして頂ける事さえも嬉しくて堪らないのです。
最近は重い銀の手枷を良く使用される御主人様。
首輪と同じ素材である事もあり、その重厚感に「愛奴」という立場が更に誇らしげに想えます。
通常の金具ではない為、御主人様が時間を掛けて嵌めて下さいますから。
まるで大事なアクセサリーのように、御主人様が与えて下さる物は全てが特別に見えているのです。
「しゃぶりなさい」
待ちに待った御命令は、「舐める」ではなく、「しゃぶる」。
その言葉の意味を常に理解するよう躾けられている私は、ゆっくりと口を開き、亀頭に合わせた唇にその先端を吸い込んで行きます。
まるで甘い甘い飴玉を転がすように。
御主人様の肌を味わいながら、舌全体を使って隅々まで纏わり付かせて行きました。
それに呼応するように溢れて来る御主人様。
美味しくて、愛おしくて、嬉しくて堪らない。
ほんの少しでも逃すまいと吸い付くと、ますます溢れて来るものですから。
御主人様も待ち遠しく想って下さったのでしょうか。
何時もより手短に中身を確認されたような封筒を再び閉じると、仰向けになるようにとの御命令が下りました。
勿論、その事について御主人様がお話になる事はありませんでしたから、私も何も口に出しませんでした。
去年の春先。
丁度コロナが流行り出していて、今後がどうなって行くのか全く予想も出来ない頃。
次に此処へ帰れるのは、もしかしたらずっとずっと先の事かもしれない…。
何時もと何も変わらない御主人様でしたが、この空間はそんな気持ちに包まれているような気がしました。
「今日を刻み込んでおかなければ…」
御主人様のペニスから名残惜しく離れた私は、そう自分に言い聞かせるように、そっとシーツの上に横たわりました。
御主人様はそれを、マインドコントロールに近い状態かもしれないと仰っていました。
その御言葉通り。
明るいお部屋の陽射しにすらも闇を感じる程、御主人様の纏われる空気は私の呼吸をも絡め取ってしまいます。
まるでこの首輪に、地上の何倍もの重力が掛かっているかのように。
私がゆっくりと立ち上がるのを待ってから、静かな空間に次の御命令が下りました。
「肘掛を跨ぎなさい」
そう指示をされたのは、御主人様が今正に腰掛けていらっしゃる椅子の肘掛。
私は無意識に後退ってしまいそうになる意識を奮い立たせながら、既に不安定になっている脚をそろりと持ち上げます。
「擦り付けなさい」
首輪だけを身に付けている私。
スーツのままの御主人様。
目の前にあるその薄い唇が欲しくて欲しくて堪らないのに、そこから紡がれる御言葉はまるで私に甘ったるい薬を嗅がせているかのよう。
あっという間に視点が定まらなくなった身体は恥ずかしさを置き去りにして、光沢のある細い木材にその肉を擦り付け始めていました。
御主人様の真横で揺れる私の乳房。
その先端に優しく触れて下さるものだから、擦られているおまんこが余計に反応し、ぎこちなかった腰も自然と滑らかに動き出してしまいます。
「厭らしいですね」
そう仰ると同時に、強く握り潰された左の膨らみ。
胸に感じる痛みから御主人様に侵食されている気がして、残っていた恥ずかしさもすっかり何処かへと消え去ってしまいました。
そんな私を見計らって、流れるように立ち上がられた御主人様。
そのまま私の背後に回り、後ろから両方の乳房を掴んで下さるのです。
それはきっと、全力ではないに違いありません。
けれどその力強さに、御主人様が触れて下さっている部分から体内へと侵入されているような感覚に陥ります。
まるで乳房が犯されているみたい…。
夢心地の私はそれだけで痙攣してしまい、全身の細胞が悦びに満ち溢れていました。
勿論、そんな事はお見通しの御主人様。
というより、当たり前過ぎてきっと気にも留めていらっしゃないのだと想います。
椅子の愛奴から離れられた御主人様は、その首元できつく締まっているネクタイを外すようにと御命令されました。
私はバランスを崩さないようにゆっくりと椅子から降りると、背の高い御主人様の首に手を伸ばします。
けれどやっぱりぎこちなくて、少しも優雅にお手伝いする事が出来ません。
御主人様が素敵過ぎて、敬愛し過ぎていて。
触れさせて頂ける事が申し訳なく感じる程に、嬉し過ぎてどうする事も出来ない。
玄関で一日中待っていた所に御主人様が帰宅され、狂ったように悦びを表現する動物のように。
指先が言う事を聞いてくれない愛奴は、いつまで経っても不器用なままなのでした。
それでもそんな愛奴を静かに見下ろし、じっと待っていて下さる御主人様。
そのお気持ちが嬉しくてまた手が震えてしまいますが、何とかネクタイを外す事が出来ると、今度は手首を私の前に差し出されました。
ワイシャツのカフス部分に小さく光る装飾。
勿論それを外した事等ない私には、更に特別な物のように感じられます。
小さな金具を丁寧に動かしてから、皺にならないよう、もう一つの椅子の背もたれにシャツを整えていました。
その間に、御自分でベルトを外された御主人様。
これまた皺になってはいけないと想い、スラックスだけを脱いで頂こうとしたのですが...。
「下着も一緒に」
そんな光景は何度も目にして来た筈なのに。
何故か恥ずかしくなってしまう私は、目の前の膨らみを直視する事が出来ずにいました。
その御言葉通り。
明るいお部屋の陽射しにすらも闇を感じる程、御主人様の纏われる空気は私の呼吸をも絡め取ってしまいます。
まるでこの首輪に、地上の何倍もの重力が掛かっているかのように。
私がゆっくりと立ち上がるのを待ってから、静かな空間に次の御命令が下りました。
「肘掛を跨ぎなさい」
そう指示をされたのは、御主人様が今正に腰掛けていらっしゃる椅子の肘掛。
私は無意識に後退ってしまいそうになる意識を奮い立たせながら、既に不安定になっている脚をそろりと持ち上げます。
「擦り付けなさい」
首輪だけを身に付けている私。
スーツのままの御主人様。
目の前にあるその薄い唇が欲しくて欲しくて堪らないのに、そこから紡がれる御言葉はまるで私に甘ったるい薬を嗅がせているかのよう。
あっという間に視点が定まらなくなった身体は恥ずかしさを置き去りにして、光沢のある細い木材にその肉を擦り付け始めていました。
御主人様の真横で揺れる私の乳房。
その先端に優しく触れて下さるものだから、擦られているおまんこが余計に反応し、ぎこちなかった腰も自然と滑らかに動き出してしまいます。
「厭らしいですね」
そう仰ると同時に、強く握り潰された左の膨らみ。
胸に感じる痛みから御主人様に侵食されている気がして、残っていた恥ずかしさもすっかり何処かへと消え去ってしまいました。
そんな私を見計らって、流れるように立ち上がられた御主人様。
そのまま私の背後に回り、後ろから両方の乳房を掴んで下さるのです。
それはきっと、全力ではないに違いありません。
けれどその力強さに、御主人様が触れて下さっている部分から体内へと侵入されているような感覚に陥ります。
まるで乳房が犯されているみたい…。
夢心地の私はそれだけで痙攣してしまい、全身の細胞が悦びに満ち溢れていました。
勿論、そんな事はお見通しの御主人様。
というより、当たり前過ぎてきっと気にも留めていらっしゃないのだと想います。
椅子の愛奴から離れられた御主人様は、その首元できつく締まっているネクタイを外すようにと御命令されました。
私はバランスを崩さないようにゆっくりと椅子から降りると、背の高い御主人様の首に手を伸ばします。
けれどやっぱりぎこちなくて、少しも優雅にお手伝いする事が出来ません。
御主人様が素敵過ぎて、敬愛し過ぎていて。
触れさせて頂ける事が申し訳なく感じる程に、嬉し過ぎてどうする事も出来ない。
玄関で一日中待っていた所に御主人様が帰宅され、狂ったように悦びを表現する動物のように。
指先が言う事を聞いてくれない愛奴は、いつまで経っても不器用なままなのでした。
それでもそんな愛奴を静かに見下ろし、じっと待っていて下さる御主人様。
そのお気持ちが嬉しくてまた手が震えてしまいますが、何とかネクタイを外す事が出来ると、今度は手首を私の前に差し出されました。
ワイシャツのカフス部分に小さく光る装飾。
勿論それを外した事等ない私には、更に特別な物のように感じられます。
小さな金具を丁寧に動かしてから、皺にならないよう、もう一つの椅子の背もたれにシャツを整えていました。
その間に、御自分でベルトを外された御主人様。
これまた皺になってはいけないと想い、スラックスだけを脱いで頂こうとしたのですが...。
「下着も一緒に」
そんな光景は何度も目にして来た筈なのに。
何故か恥ずかしくなってしまう私は、目の前の膨らみを直視する事が出来ずにいました。
いつものホテル。
チェックインも慣れた物で、流れるようにお部屋へと辿り着きます。
御主人様に続いて暗いドアを通り抜けると、大きな窓には素晴らしい景色が広がっていました。
「綺麗!」
私が窓の外を見てはしゃいでいると、後ろからぎゅっとお尻を掴まれてしまいます。
恥ずかしさで少し膨れっ面の私を見る事も無く、そのまま通り過ぎ、お部屋に備え付けの椅子に腰掛けられた御主人様。
私は急いで靴を脱ぎ、ベッドに放られた御主人様のコートとジャケットをクローゼットに仕舞うと、いそいそと献上品を揃え、御主人様の足元に座りました。
「首輪」
鋭い視線で見下ろされた御主人様にベルベットの袋を静かに手渡すと。
なんだ、用意していたのかと仰られるかのように。
きゅっと締まっていた空気が、一瞬だけふわっと解けたように感じました。
勿論、そういう空気を御主人様が意図していらっしゃらない事は解っていましたが、私は無意識に強ばっていた胸を撫で下ろし、一人静かに安堵感を覚えます。
何故ならば調教に入るその一瞬が、未だに何だか気恥ずかしく感じられて。
本当は今でも、少し怖がっている自分がいるのかもしれません。
言うまでもなく、御主人様は私を決して無駄に傷付けるような方ではありませんし、そんな事を心配する必要は欠片もありません。
けれどその瞬間だけは、私が私で無くなる狭間の時。
御主人様の前でしか現れない本当の私が顔を出す時だけは、何だか心細く落ち着かなくなってしまうのです。
御主人様にはそれが伝わってしまっているのでしょうか。
静かに首を差し出すと、いつもと変わらない優しい手付きで金属の輪を私に嵌めて下さいます。
それから私が用意したお土産を一つ味わい、もう一つを足元にいる私に与えて下さいました。
これは先程、空港で購入したいつものお土産ではなく、御主人様の為に以前から用意していた物だったのですが...。
想像していた味と違う。
もっと美味しい筈だったのに...。
そう一人複雑な気持ちになってしまうのは、私が大人の味を知らないからなのでしょう。
うーんと唸りながら口をもぐもぐと動かしていると、服を脱ぐようにとの御命令が上から降ってきました。
私はまだ口の中が落ち着いていない事を理由に、その恥ずかしさを自分自身で紛らわせようとします。
高層階のお部屋の窓は、私が景色を見ていた時のまま。
大きな窓のレースカーテンは左右に開かれ、明るい春の陽射しが柔らかく輝いていました。
私は風俗で働いているけれど、決してモデルさんのように美しい身体をしている訳ではありません。
それでも裸になる事には何の躊躇いも無いのですが...。
御主人様の前になると、服を着ていてもその全てを見透かされているような気がして。
ワンピースを脱ぐ行動すらも、恥ずかしくてどうしようもなくなってしまうのです。
椅子に座られたままの御主人様。
流石に全裸でその正面に立つ勇気はありませんでしたから、服を脱いで直ぐに座り込んでみます。
けれどそんな事が赦される筈も無く...。
「立ちなさい」という御命令に、解けたばかりの空気は再びぎゅっと張り付いていました。
チェックインも慣れた物で、流れるようにお部屋へと辿り着きます。
御主人様に続いて暗いドアを通り抜けると、大きな窓には素晴らしい景色が広がっていました。
「綺麗!」
私が窓の外を見てはしゃいでいると、後ろからぎゅっとお尻を掴まれてしまいます。
恥ずかしさで少し膨れっ面の私を見る事も無く、そのまま通り過ぎ、お部屋に備え付けの椅子に腰掛けられた御主人様。
私は急いで靴を脱ぎ、ベッドに放られた御主人様のコートとジャケットをクローゼットに仕舞うと、いそいそと献上品を揃え、御主人様の足元に座りました。
「首輪」
鋭い視線で見下ろされた御主人様にベルベットの袋を静かに手渡すと。
なんだ、用意していたのかと仰られるかのように。
きゅっと締まっていた空気が、一瞬だけふわっと解けたように感じました。
勿論、そういう空気を御主人様が意図していらっしゃらない事は解っていましたが、私は無意識に強ばっていた胸を撫で下ろし、一人静かに安堵感を覚えます。
何故ならば調教に入るその一瞬が、未だに何だか気恥ずかしく感じられて。
本当は今でも、少し怖がっている自分がいるのかもしれません。
言うまでもなく、御主人様は私を決して無駄に傷付けるような方ではありませんし、そんな事を心配する必要は欠片もありません。
けれどその瞬間だけは、私が私で無くなる狭間の時。
御主人様の前でしか現れない本当の私が顔を出す時だけは、何だか心細く落ち着かなくなってしまうのです。
御主人様にはそれが伝わってしまっているのでしょうか。
静かに首を差し出すと、いつもと変わらない優しい手付きで金属の輪を私に嵌めて下さいます。
それから私が用意したお土産を一つ味わい、もう一つを足元にいる私に与えて下さいました。
これは先程、空港で購入したいつものお土産ではなく、御主人様の為に以前から用意していた物だったのですが...。
想像していた味と違う。
もっと美味しい筈だったのに...。
そう一人複雑な気持ちになってしまうのは、私が大人の味を知らないからなのでしょう。
うーんと唸りながら口をもぐもぐと動かしていると、服を脱ぐようにとの御命令が上から降ってきました。
私はまだ口の中が落ち着いていない事を理由に、その恥ずかしさを自分自身で紛らわせようとします。
高層階のお部屋の窓は、私が景色を見ていた時のまま。
大きな窓のレースカーテンは左右に開かれ、明るい春の陽射しが柔らかく輝いていました。
私は風俗で働いているけれど、決してモデルさんのように美しい身体をしている訳ではありません。
それでも裸になる事には何の躊躇いも無いのですが...。
御主人様の前になると、服を着ていてもその全てを見透かされているような気がして。
ワンピースを脱ぐ行動すらも、恥ずかしくてどうしようもなくなってしまうのです。
椅子に座られたままの御主人様。
流石に全裸でその正面に立つ勇気はありませんでしたから、服を脱いで直ぐに座り込んでみます。
けれどそんな事が赦される筈も無く...。
「立ちなさい」という御命令に、解けたばかりの空気は再びぎゅっと張り付いていました。
コロナが少しずつ世間に認知され始めた頃。
私は冷え込んだ薄暗い朝に物音を立てないよう、静かに玄関のドアを閉めました。
真っ白に凍っているフロントガラスの霜を見つめながら、早く早くと意味無くハンドルを握り。
やっとひらけて来た視界を抉じ開けるようにワイパーを動かすと、静かにアクセルを踏み込んだのです。
けれどその焦りがいけなかったのでしょう。
五分程走った所でコートを持っていない事に気が付いた私は、急いで車をUターンさせ、元来た道を走り抜けます。
田舎の早朝は余りに寒い為、空港に着くまではコートより暖かい上着を着ておく事が、私のルーティーンとなっていたのです。
さっきは物音を立てないようにと気を付けていましたが、もうそんな事には構っていられません。
急いで玄関を開けコートを掴み取ると、車に飛び乗り、アクセルをぐっと踏み込んで再出発をしました。
私は元々が時間に余裕を持って行動するタイプなので、この時も飛行機に間に合わなくなるという可能性は極めて低かったのですが。
この性格が真逆に働き、時間が迫って来ると、やたらと気が急いてしまうのでした。
いつも違う道、やけに込んでいる車。
全ての事が御主人様への道を阻もうとしている気がして。
空港に到着する頃には、すっかり疲れ果ててしまっていたのです。
まるで走って来たかのように、肩で呼吸をしながら手荷物検査を終えた私。
勿論、時間にはまだ余裕がありますから、いつものように空港内のショップで御主人様へのお土産を購入します。
そこでやっと一安心。
すっかり落ち着いた私は、まだ残っている眠気を消化する為、フライト中にしっかりと眠り込んだのでした。
久しぶりに降り立ったこの街。
いつものお店で待っていますと、御主人様から連絡を頂きます。
年始にも何かと問題が起きていましたから、元々予定していた調教日を延期したりと、なかなか帰る事が出来ないでいたのです。
御主人様からのメッセージを見つめ、やっと帰って来れたのだと安堵した私は、以前と変わらない景色を嬉しく想いました。
勿論、そんな短期間で街並みが大きく変わる事はないのでしょうが。
御主人様へと続く道程までもが変わらないのだと示されている気がして。
何時もよりも少し落ち着いた心で、お店のドアを開いたのです。
何時ものお店、何時もの席。
そこに在る何時もの御姿は、まるで昨日見たかのように時の流れを感じさせません。
「久しぶりですね」そう仰って下さったのも、まるで昨日の事のよう。
けれど私がそう想えるのは、御主人様が毎日愛奴を気に掛けて下さっている証拠なのでした。
食事を終えた御主人様と私。
すっかり心地良くなった春の陽気の中、何時ものコンビニへと歩いて行きます。
そこで待っているように、との御命令が無くとも私は店の外で立ち止まり、私を置いて歩いて行かれる御主人様の背中を見つめていました。
ビルの間を優しく吹き抜ける春風。
泣きたい気持ちと葛藤していた以前の私は、そこにはいません。
ガラス越しに見える景色は、柔らかく霞んでいて。
あの時はああだったなと。苦しみの中にいた自分を振り返りながら、今を愛おしく想っていました。
私は冷え込んだ薄暗い朝に物音を立てないよう、静かに玄関のドアを閉めました。
真っ白に凍っているフロントガラスの霜を見つめながら、早く早くと意味無くハンドルを握り。
やっとひらけて来た視界を抉じ開けるようにワイパーを動かすと、静かにアクセルを踏み込んだのです。
けれどその焦りがいけなかったのでしょう。
五分程走った所でコートを持っていない事に気が付いた私は、急いで車をUターンさせ、元来た道を走り抜けます。
田舎の早朝は余りに寒い為、空港に着くまではコートより暖かい上着を着ておく事が、私のルーティーンとなっていたのです。
さっきは物音を立てないようにと気を付けていましたが、もうそんな事には構っていられません。
急いで玄関を開けコートを掴み取ると、車に飛び乗り、アクセルをぐっと踏み込んで再出発をしました。
私は元々が時間に余裕を持って行動するタイプなので、この時も飛行機に間に合わなくなるという可能性は極めて低かったのですが。
この性格が真逆に働き、時間が迫って来ると、やたらと気が急いてしまうのでした。
いつも違う道、やけに込んでいる車。
全ての事が御主人様への道を阻もうとしている気がして。
空港に到着する頃には、すっかり疲れ果ててしまっていたのです。
まるで走って来たかのように、肩で呼吸をしながら手荷物検査を終えた私。
勿論、時間にはまだ余裕がありますから、いつものように空港内のショップで御主人様へのお土産を購入します。
そこでやっと一安心。
すっかり落ち着いた私は、まだ残っている眠気を消化する為、フライト中にしっかりと眠り込んだのでした。
久しぶりに降り立ったこの街。
いつものお店で待っていますと、御主人様から連絡を頂きます。
年始にも何かと問題が起きていましたから、元々予定していた調教日を延期したりと、なかなか帰る事が出来ないでいたのです。
御主人様からのメッセージを見つめ、やっと帰って来れたのだと安堵した私は、以前と変わらない景色を嬉しく想いました。
勿論、そんな短期間で街並みが大きく変わる事はないのでしょうが。
御主人様へと続く道程までもが変わらないのだと示されている気がして。
何時もよりも少し落ち着いた心で、お店のドアを開いたのです。
何時ものお店、何時もの席。
そこに在る何時もの御姿は、まるで昨日見たかのように時の流れを感じさせません。
「久しぶりですね」そう仰って下さったのも、まるで昨日の事のよう。
けれど私がそう想えるのは、御主人様が毎日愛奴を気に掛けて下さっている証拠なのでした。
食事を終えた御主人様と私。
すっかり心地良くなった春の陽気の中、何時ものコンビニへと歩いて行きます。
そこで待っているように、との御命令が無くとも私は店の外で立ち止まり、私を置いて歩いて行かれる御主人様の背中を見つめていました。
ビルの間を優しく吹き抜ける春風。
泣きたい気持ちと葛藤していた以前の私は、そこにはいません。
ガラス越しに見える景色は、柔らかく霞んでいて。
あの時はああだったなと。苦しみの中にいた自分を振り返りながら、今を愛おしく想っていました。