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御主人様と愛奴 変態の日々の記録

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愛奴

Author:愛奴
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御主人様の愛奴です。
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15度目の調教⑧ ~御主人様の異変~

御主人様の上で揺さぶられながら、このまま精子を注いで頂けるかと想っていた愛奴。

けれどそのままペニスは引き抜かれ、私は御主人様の上から下ろされてしまいました。

私が下手だから、悦んで頂けなかったのかな…

身体に残る快楽の中で、私は上手に動けなかった自分に放心したまま、枕を整えられている御主人様の御姿をぼんやりと眺めていました。

綺麗になった枕に頭を乗せられた御主人様。

その腕の中に来るようにと、私に合図を下さいます。

先程とは違って、見えない尻尾を項垂れさせたまま、私はそっとその腕の中に潜り込みました。

やっぱり悦んで頂けなかったのかな…

御主人様に気持ち良くなって頂く事が出来なかったのかな…

しゅんとしている私に気付かれたのか、御主人様は布団の中の脚を私に絡ませて下さいました。

優しく感じる御主人様の体温。

嬉しい…!

さっきまでのしぼんだ気持ちが一瞬で消え去り、私は一気に幸せ気分に包まれます。

もしかしたら御主人様は寒かっただけなのかもしれません。

けれど私に触れて下さる事が嬉しくて堪らなくて、私は幸せを噛み締めながらぎゅっと目を閉じました。




一瞬、眠っていた愛奴。

御主人様を起こさないようにそっとベッドを抜け出し、首輪だけを身に付けたまま、バスタブにお湯を張ります。

けれど水音に気が付かれた御主人様は、私がお部屋に戻ると、既に目を覚ましていらっしゃいました。




一緒にお風呂に入りながら、次回の温泉についてお話する御主人様と愛奴。

今回の調教の前から、次の調教は温泉旅行だと決めていたのです。

以前利用して、御主人様が気に入って下さった旅館。

秋も深まる温泉宿に、御主人様も愉しみにして下さっている様子。

私は御主人様をどのようにおもてなししようかと、わくわくする気持ちが抑えられずにいました。




お互いに身支度をしながらも、御主人様は尚も野球観戦を続けていらっしゃいます。

そんなにお好きなんだなと、普段見る事の出来ない御主人様の様子を微笑ましく眺めていました。




お部屋を後にした御主人様と愛奴。

ホテルのフロントにスーツケースを預け、タクシー乗り場を目指して歩き出しました。

と、私の先を歩いていらっしゃる御主人様が、後方に向かって手を伸ばして下さっています。

私は手を繋いでもいいのかと一瞬舞い上がりましたが、よく見ると、御主人様は袖を捲って手首を差し出されていました。

不思議に想いながらそこに触れる私。

熱い…

その時、全てのサインが一瞬で繋がりました。

眠くてぼーっとしていると仰っていた御主人様。

この季節にしては暖かそうな上着。

空港までタクシーを利用するとの提案。

冷えた身体。

手首の熱感から、御主人様は熱があるのだと直ぐに判りました。

もしかして、ずっとご気分が優れなかったのでは…

何で今の今まで気が付かなかったんだろう…

私は自責の念に駆られましたが、それより何より、御主人様が心配で堪りませんでした。

けれど大丈夫だとしか仰らない御主人様。

手首を繋いだままタクシーに乗り込みます。

私の冷たい手に伝わる、御主人様の熱。

少しでも心地良くなって頂きたいと想い、私は自分の冷たい腕を御主人様の手に押し当てていました。

冷たくて気持ちが良いと、手を繋いで下さる御主人様。

悦んでいる場合ではないのですが、御主人様と滅多に手を繋ぐ事のない私は、嬉しい気持ちをこっそりと押し殺していました。




夕方の都会はすっかりオレンジ。

いつもは満員電車から眺めている風景を、御主人様と手を繋いで静かに見つめる。

そんな贅沢な時間。

御主人様の体調がこれ以上悪くなりませんようにと、私はタクシーの窓から見える夕焼けに祈る事しか出来ませんでした。



【 2018/11/22 23:20 】

リアル調教  | コメント(0)  |

15度目の調教⑦ ~御主人様の雌犬~

試合が一段落したのか、御主人様は静かに起き上がり、ベッドの背にもたれる体勢を取られました。

私はその様子をじっと見守り、指さされた下半身に吸い寄せられて行きます。

本日、二度目の御奉仕。

先程よりは気持ちも落ち着いていたので、私はより丁寧に舌を這わせて行きました。




御奉仕で一番好きなのは、舌先が触れる瞬間。

御主人様の味が一番濃い瞬間。

私の唾液が付いていない御主人様の皮膚の味は、御主人様自身も御存知でない筈。

私だけが知る御主人様の味。

それが堪らなく好きで、私の心は一気に満たされるのです。

けれどそう想うのも一瞬の事。

自分の唾液まみれになる御主人様のペニスを味わいたくて、もっともっと御主人様に悦んで頂きたくて。

私は夢中で頭を振りながら、唇と舌を引切り無しに動かしていました。




けれど途中で気が付いてしまった。

「3ヵ月分」

そう御主人様は仰っていました。

けれどどんなに頑張っても、そこには辿り着けない。

どんなに御奉仕をさせて頂いても、空白の時間を埋める事は出来ないのだと気が付いてしまったのです。

だって今私が御奉仕をさせて頂いているのは、目の前の御主人様。

この瞬間にも、私の御奉仕欲は埋まるどころか、舌を這わせる度に膨らむばかり。

そんな自分の貪欲さがふと可笑しく感じた瞬間。

私の口内に収まっている御主人様のペニスが、ぴくんと大きさを変え始めました。

その変化に神経を集中していると、頭の上から柔らかな溜息が聞こえて来ます。

御主人様が悦んで下さっている…!

私は嬉しくて堪らなくなり、更に舌を絡み付かせました。




このまま精子を頂けるかと想っていた私に、御主人様は、後ろ向きで挿入するようにと御命令されます。

複雑な心境になった私は、背中を向け、御主人様にゆっくりと跨りました。

身体の奥深くまでペニスを飲み込んでしまう騎乗位は、どうしても苦手なのです。

それでもゆっくり腰を沈めれば、あっという間にその根元まで咥え込んでしまうおまんこ。

子宮を押し上げてくるその苦しさに、私はそれだけで逝ってしまう寸前でした。

そんな私にお構い無しに、背後から耳に届くのは、御主人様の携帯から聞こえる野球中継の様子。

きっと御主人様は私を乗せながらも、試合を見ていらっしゃるのだろう。

そんな私は、御主人様のペニスでオナニーをしている変態愛奴。

貪欲で浅ましくて、快楽の為になら形振構わない雌犬。

そう想った瞬間、私の脳内は許容範囲を超えたようで、御主人様の指示にも動けなくなってしまいました。




すると、ぐずぐずしている愛奴に呆れられたのか、御主人様は私の腰を掴み、上下に揺さぶり始められます。

強制的なピストン運動に、子宮が壊れてしまいそう。

私はただただ鳴くばかりで、強烈な快楽とは裏腹な、御主人様の掌の温もりを感じていました。

突き上げる苦痛と快楽。

御主人様が触れて下さっている肌。

いろんな感情が混線したのか、私は思考する事を放棄していました。

私、御主人様の雌犬なんだ…






【 2018/11/14 00:33 】

リアル調教  | コメント(0)  |

15度目の調教⑥ ~愛奴と野球~

私に金属の首輪を装着した御主人様は、ベッドに横たわりながら、お風呂の準備をするようにと御命令されました。

私は全裸に首輪だけを付けたままバスルームへ行き、お湯加減を調整します。

首輪しか身に付けていない私。

冷静に考えれば可笑しな格好なのかもしれませんが、私は制服を着ているような気持ちになっていました。

御主人様の愛奴としての制服。

それはとてもとても着心地の良いもので、私はこの格好になるととても安心出来るのです。




バスタブにお湯が溜まった事を御主人様に御報告し、その後をついて再びバスルームへ戻る私。

いつもと同じ一人用のバスタブ。

けれど御主人様は私よりも背の高い身体を折り畳み、その半分にすっぽりと収まっていらっしゃいます。

隣に入ってもいいのかな…

一瞬迷いましたが、御主人様の表情からは何も読み取れません。

今までもこのバスタブに二人で入った事は何度もありました。

けれどその時々で御主人様のお気持ちは変わられる。

私がどう行動するべきなのかも変わる。

現に、前回は一人ずつ入っています。

そんな事が脳内を一気に駆け抜け、私は思い切って御主人様の隣に身体を沈めました。

「お隣に入ってもいいですか?」

そうお尋ねしても良かったのかもしれません。

時と場合によっては直接確認させて頂く事もあります。

けれどこの時は「そう」ではなかった。

私の愛奴としての直感がそう判断しました。




どうやらその判断は正しかったよう。

少し温度の下がってしまったお湯により深く浸かる為、御主人様は私に背中を向け、そのまま体重を預けてこられました。

私が御主人様を後ろから抱きとめるような体勢です。

いつもとは逆だけれど、やはり御主人様との触れ合いは特別。

私は込み上げてくる幸福感を沈めるように、お湯に浸かりきれなかったその両肩に繰り返しお湯を掛けていました。




今日は御主人様がお好きな野球の試合の日。

再び携帯で野球観戦を始められた御主人様は、ベッドに枕を二つ並べられました。

見慣れない状況にぽかんとしてしまう私。

いつもは御主人様がお使いになる枕一つだけ。

私の枕は御主人様の腕の中なので、必要ないのです。

と、片方の枕にうつ伏せになられた御主人様は、もう片方の枕をぽんぽんと叩きながら、私の瞳に合図を送られました。

私は二つの枕の意味を理解し、御主人様と同じ格好で枕を抱き抱えます。

それは眠る前にベッドで一つの絵本を読む兄弟か、クリスマスイブにプレゼントを待つ姉妹のよう。

ベッドに真っ直ぐ並んだ二つの身体は、小さな携帯画面を一緒に見ていました。

触れ合っている二の腕が嬉しくて堪らない。

御主人様は試合に一喜一憂され、そんなお姿を見ているのが嬉しくて堪りませんでした。




「今日は天気も良いし、試合を見に行けば良かったかもしれませんね」

ふと、御主人様が仰います。

けれど想いがけないその御言葉に固まる私。

決して私の返事を求める発言ではなかったけれど、あまりの驚きにどう反応すれば良いのか判らなくなっていました。

だってそんな事は一度もした事がない。

仮に試合を見に行ったとしたら、調教はどうなるのだろう…

私は御主人様と一緒なら何処でも何でも嬉しいけれど、御主人様はそれで悦んで下さるのだろうか…

そもそも、私も一緒に行って良いのかすら判らない。

御主人様の想像の中には、私はいないかもしれない。

どちらとも取れる御主人様の何気ない発言に、私の心の中は吹き荒れていました。



【 2018/11/02 00:44 】

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