御主人様と愛奴 変態の日々の記録
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Author:愛奴
♥当ブログは性的表現・画像を使用しておりますので、18歳未満の方は直ちにブラウザバックをお願い致します。
またSMに嫌悪感をお持ちの方は閲覧をお控え下さい。
自己責任の元での閲覧をお願い致します。
御主人様の愛奴です。
お初の方は「はじめに」をご参照下さい。
コメントは承認制となっておりますので、「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れて下さると非表示となります。
私からのお返事のみ掲載させて頂きますので、SMに興味のある方もノーマルの方も、皆様お気軽に足跡を残して下さると嬉しいです。
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身支度前に入浴される御主人様。
ボディソープを掌に出して貰い、御主人様の背中をお流します。
先程と同じようにバスタオルで御主人様の身体を拭き上げると、それと入れ替わりに私も軽くお湯に浸かりました。
ゆっくりと身支度をする時間はありません。
私は急いでお道具をスーツケースに押し込み、着替えを済ませました。
時間はぎりぎり。
無事にチェックアウトを済ませて外へ出ると、傘をささずにはいられない程の雨が降っていました。
御主人様と私はそれぞれ折り畳み傘をさし、雨の中を駅へと歩き出します。
勿論、傘をさしていては御主人様の腕に掴まれません。
行き交う人々の中、私と御主人様の距離は次第に広がって行きました。
ふと、視線の先にいらっしゃる御主人様が立ち止まられます。
そうして振り返り、私がちゃんとついて来ているか確認して下さるのです。
私はそれが何だか異様に嬉しくて。
御主人様が何度か振り返って下さっている間に、私達は駅へと辿り着きました。
いつもは満員の電車も、今回は運良く御主人様と並んで座れました。
特別な会話をしなくても、御主人様と一緒に座れて、ほんの少し服が触れ合っているだけで嬉しい。
普段は何気なく流れている全ての事が、御主人様がいらっしゃるだけで特別になる。
そんな悦びを噛み締めながら、電車は空港へと到着しました。
いつものお店で夕食を取る事にした御主人様と私。
来月のシフトの相談をさせて頂いていると、御主人様が鞄から手帳を取り出されました。
ぺらぺらとページを捲る御主人様。
「来月は厳しいですね」
そう仰いました。
御主人様がお忙しいのは、私が一番よく解っている事です。
ですから残念に想っても、仕方のない事だと頭で理解します。
それが愛奴の努め。
御主人様を何時如何なる時も最優先する事。
そっと寄り添い、支える事。
負担にならない事。
私に出来る事はそれくらい。
だから寂しい気持ちには蓋をします。
けれどどんなに蓋をしても、御主人様は私の事を全てお見通し。
それが解っているからこそ、私は寂しさを押し込める事が出来るのです。
その証拠に、御主人様は8月の調教日を決めて下さいました。
私が寂しがるから、次の予定を決めておく。
それは御主人様のお気遣い。
私がわざわざ我儘を言わなくても、いつも私の事を気に掛けて下さっている。
だから私は安心して、飲み込めない気持ちを押し込める事が出来るのです。
食事を終えて、手荷物検査場の前に佇む御主人様と私。
周りに人がたくさんいる訳ではないけれど、御挨拶の指示はありません。
御主人様のお顔を見上げると、行ってきなさいとだけ言われました。
行きたくない…
そんな事はいつも私の顔に書いてあるでしょうから、何も言わなくても御主人様はうんざりする程に解っていらっしゃいます。
私が寂しくないように。
そんな御主人様のお気遣いを無駄にしたくなくて、私は素直に歩き出しました。
「寂しがる必要なんてありませんよ」
いつかそう言って下さった御主人様。
私はいつでも御主人様の元に帰る事が出来る。
その場所を御主人様は用意して下さっている。
だから私は歩き出さなければいけない。
笑顔で。
大きく手を振り、見えなくなった御主人様のお姿。
堪えていた物が一瞬込み上げて来ますが、私はぐっと前を向いて歩き出しました。
外は雨。
飛行機の小さな窓からは、御主人様が暮らしていらっしゃる街の光も見えません。
それでも心は軽かった。
御主人様のお気持ちが、私をどこまでも強くしてくれているようでした。
14度目の調教はこれにて終了となります。
しかしこの時に決めて下さった調教日は、今年多発した悪天候のせいで延期となってしまいました。
次に御主人様にお逢い出来たのは3ヵ月後の事。
15度目の調教は、待ちに待ったものになるはずでしたが…
私も予想外の展開となりましたので、楽しみにして下さると嬉しいです。
いつも当ブログに足を運んで下さり、ありがとうございます。
15度目の調教も宜しくお願い致します。
愛奴
ボディソープを掌に出して貰い、御主人様の背中をお流します。
先程と同じようにバスタオルで御主人様の身体を拭き上げると、それと入れ替わりに私も軽くお湯に浸かりました。
ゆっくりと身支度をする時間はありません。
私は急いでお道具をスーツケースに押し込み、着替えを済ませました。
時間はぎりぎり。
無事にチェックアウトを済ませて外へ出ると、傘をささずにはいられない程の雨が降っていました。
御主人様と私はそれぞれ折り畳み傘をさし、雨の中を駅へと歩き出します。
勿論、傘をさしていては御主人様の腕に掴まれません。
行き交う人々の中、私と御主人様の距離は次第に広がって行きました。
ふと、視線の先にいらっしゃる御主人様が立ち止まられます。
そうして振り返り、私がちゃんとついて来ているか確認して下さるのです。
私はそれが何だか異様に嬉しくて。
御主人様が何度か振り返って下さっている間に、私達は駅へと辿り着きました。
いつもは満員の電車も、今回は運良く御主人様と並んで座れました。
特別な会話をしなくても、御主人様と一緒に座れて、ほんの少し服が触れ合っているだけで嬉しい。
普段は何気なく流れている全ての事が、御主人様がいらっしゃるだけで特別になる。
そんな悦びを噛み締めながら、電車は空港へと到着しました。
いつものお店で夕食を取る事にした御主人様と私。
来月のシフトの相談をさせて頂いていると、御主人様が鞄から手帳を取り出されました。
ぺらぺらとページを捲る御主人様。
「来月は厳しいですね」
そう仰いました。
御主人様がお忙しいのは、私が一番よく解っている事です。
ですから残念に想っても、仕方のない事だと頭で理解します。
それが愛奴の努め。
御主人様を何時如何なる時も最優先する事。
そっと寄り添い、支える事。
負担にならない事。
私に出来る事はそれくらい。
だから寂しい気持ちには蓋をします。
けれどどんなに蓋をしても、御主人様は私の事を全てお見通し。
それが解っているからこそ、私は寂しさを押し込める事が出来るのです。
その証拠に、御主人様は8月の調教日を決めて下さいました。
私が寂しがるから、次の予定を決めておく。
それは御主人様のお気遣い。
私がわざわざ我儘を言わなくても、いつも私の事を気に掛けて下さっている。
だから私は安心して、飲み込めない気持ちを押し込める事が出来るのです。
食事を終えて、手荷物検査場の前に佇む御主人様と私。
周りに人がたくさんいる訳ではないけれど、御挨拶の指示はありません。
御主人様のお顔を見上げると、行ってきなさいとだけ言われました。
行きたくない…
そんな事はいつも私の顔に書いてあるでしょうから、何も言わなくても御主人様はうんざりする程に解っていらっしゃいます。
私が寂しくないように。
そんな御主人様のお気遣いを無駄にしたくなくて、私は素直に歩き出しました。
「寂しがる必要なんてありませんよ」
いつかそう言って下さった御主人様。
私はいつでも御主人様の元に帰る事が出来る。
その場所を御主人様は用意して下さっている。
だから私は歩き出さなければいけない。
笑顔で。
大きく手を振り、見えなくなった御主人様のお姿。
堪えていた物が一瞬込み上げて来ますが、私はぐっと前を向いて歩き出しました。
外は雨。
飛行機の小さな窓からは、御主人様が暮らしていらっしゃる街の光も見えません。
それでも心は軽かった。
御主人様のお気持ちが、私をどこまでも強くしてくれているようでした。
14度目の調教はこれにて終了となります。
しかしこの時に決めて下さった調教日は、今年多発した悪天候のせいで延期となってしまいました。
次に御主人様にお逢い出来たのは3ヵ月後の事。
15度目の調教は、待ちに待ったものになるはずでしたが…
私も予想外の展開となりましたので、楽しみにして下さると嬉しいです。
いつも当ブログに足を運んで下さり、ありがとうございます。
15度目の調教も宜しくお願い致します。
愛奴