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御主人様と愛奴 変態の日々の記録

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愛奴

Author:愛奴
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御主人様の愛奴です。
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10度目の調教① ~愛奴の誕生月に~

私はいつものように御主人様が待っていて下さる駅に降り立ちました。

本当はお逢い出来る予定ではなかった今月。

けれど私の誕生月だからと、御主人様は時間を作って下さいました。

一緒に祝える筈のない誕生日。

だからこそ、御主人様のお気遣いが嬉しくて嬉しくて堪らなかったのです。




駅前で私を待っていて下さった御主人様は、すっかり冬の装い。

すぐにそのお姿を見つけ、急いで駆け寄りました。

けれど御主人様は私の姿を確認すると、私が追いつくのを待たずに歩き出されます。

私はいつもその背中を追いかけるのです。




今回はいつもと違うホテル。

広いお部屋とバスルームに、御主人様は満足されているご様子で、私も嬉しくなりました。

荷物を置いて、ホテル内のレストランでランチを済ませます。

いつものように御主人様がメニューを決めて下さり、私がそれをお皿に取り分ける。

最初の頃よりは少し上手く出来るようになったでしょうか?

御主人様にお話したい事がたくさんありすぎて、食べるのが遅いと叱られてしまいました。




ランチを済ませてお部屋に戻り、私はシャワーを浴びて準備をします。

バスタオルで身体を拭いて部屋へ戻ると、御主人様は椅子に掛けられ、携帯を操作していらっしゃいました。

スーツケースの鍵を開けてから、御主人様に寄り添うように、ゆっくりと絨毯の上に座る私。

すると御主人様は、足元にいる私の横を抜けて、お道具がたくさん入ったスーツケースに向かわれました。

その背中を見つめながら、御主人様に使って頂ける期待で胸がいっぱいになる。

愛奴として精一杯お仕えしなければと想っていた時、御主人様がこちらに戻って来られました。

その手には銀の首輪。

前回使わなかった、私の金属の首輪。

御主人様の愛奴である事の証。

私は自ら顎を上げ、首輪をねだります。

「冷たいな」と言いながら、私の熱を持った首に、金属の首輪を沿わせる御主人様。

その冷たさすらも快感に想う程、私は身体を震わせていました。

私が御主人様の愛奴として、本来の姿に戻れる時。

首輪を固定する御主人様の息遣いをすぐそこに感じながら、それだけで達してしまいそうな程に陶酔していました。
【 2017/12/18 22:45 】

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9度目の調教⑨ ~変化した価値観~

御主人様と一緒にお風呂に浸かり、再びベッドに戻ると、先に戻っていた御主人様はお札を数えていらっしゃいました。

私はその足元に座ります。

たくさんお渡しする事が出来たので、悦んで下さっているんだと想っていたその時。

帯の付いた札束から数枚抜き取られ、お札を私に差し出して下さいました。

きょとんとする私。

そう言えば少し前に、頑張ったご褒美を下さると仰っていたっけ…

御主人様が覚えていて下さった事が嬉しくて、私は素直にそれを受け取りました。

そうして身支度を整え、私と御主人様はホテルのお部屋を後にしました。




外は冷たい雨。

私は折りたたみ傘を持っていましたが、それを広げるかどうか迷うくらいの雨量。

そのまま御主人様の腕に掴まって、駅まで歩く事にしました。

御主人様は歩くのが早いので、私はほとんどぶら下がっているような状態。

けれど御主人様の腕に掴まる口実が出来て、私はとても嬉しかったのです。




夕方の電車は相変わらず満員。

私は座席に座らせて貰い、その正面に御主人様が立って下さいます。

御主人様と一緒に過ごせる時間。

同じ空間にいられるだけで、なんて幸せなんだろう。

そう想っていた時、自分の中にふと違和感が生まれました。

先程頂いたご褒美。

今感じている幸せと違う…

私…

心から悦んでいなかった…

嬉しかったのは、御主人様が覚えていて下さったから。

私にご褒美をあげようと想って下さったから。

私の頑張りを認めて下さったから。

お金を頂いたからじゃなかったんだ…

その事実に突然気付き、自分の気持ちに酷く驚きました。




私には貧しかった過去があります。

生活をするのがやっとで、喉が渇いても自販機のジュースも買えなかった。

いつも家で作ったお茶を持ち歩き、洋服どころか下着を買う事も数年に一度でした。

ですからお金にはとてもシビアで、お金だけは裏切らないと思っていたんです。

そんな私が、お金を貰ったのに悦んでいなかった…




私が嬉しいのは、御主人様がいるから。

御主人様が私の事を考えて下さるから。

御主人様に大切にされていると感じるから。

私の全ては御主人様で、それ以外は何もいらないから。

私の価値観は、全てが御主人様なのだと気が付き、お金を受け取った事を後悔し始めていました。




けれどそんな事を言う訳にもいかず、電車は空港に到着します。

だって御主人様は、私を気遣ってご褒美を下さっている。

それを返す事なんて出来ない…

どうしようどうしようと考えながら、いつものように食事をして、手荷物検査場に到着してしまいました。

いつもよりも人が多く、行ってきますの御挨拶も出来ないまま、私は御主人様のお傍を離れます。

このまま何も言わずにいた方がいいだろうかとも想いましたが、御主人様に隠し事は出来ない。

私は手荷物検査の列に並びながら、先程受け取ったご褒美の件について、御主人様にメールを送りました。

すると御主人様からお返事が…

戻ってくる時の旅費に使いなさいと書いてあります。

旅費はいつも御主人様が出して下さるのに…

そうじゃないのに…

小さくなっていく御主人様のお姿。

その距離と上手く伝えられない事がもどかしくて、私は思い切って我儘を言う事にしました。

お金じゃないご褒美が欲しいです、と。

それは口付けでも、御主人様と旅行をする事でも構わない。

むしろその方が嬉しい。

御主人様が私のご褒美。

私の一番欲しいもの。

それをどうしても伝えたかった…

「何かお前がいつも身につけておける物を与えてもいいでしょう」

予想外の御主人様の御言葉。

飛行機の時間が迫っていなければ、私は御主人様の元へ走って戻っていた事でしょう。

凄く凄く嬉しい…

御主人様の御言葉で、私の中のわだかまりが一瞬で消えてしまった。

そうして頂いたご褒美は、御主人様の元で暮らす為の貯金にする事にしました。




手荷物検査を終えて振り返ります。

小さくなった御主人様が、いつものように大きく手を振って下さっている。

お互い歩き出しながら、その姿が見えなくなるまで手を振り続けていました。

今度はいつ御主人様の元に帰れるんだろう…

次の約束もないまま、私は涙をこらえて歩き出しました。

夜の雨で、飛行機からの光も見えない。

ただ目を閉じ、御主人様の事を想うばかりでした。







9度目の調教は終了となります。

いつもお付き合い下さりありがとうございます。

今回は体調を崩してしまい、次回調教までに完結する事が出来ませんでした。

先日、10度目の調教が終了しましたので、次回もお付き合い下さると嬉しいです。

最後に、御主人様が素足で私のクリトリスを弄って下さっている画像を掲載させて頂きます。


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【 2017/12/03 00:16 】

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9度目の調教⑧ ~愛奴の慟哭~

私も急いで身体を拭き、先にベッドに戻られている御主人様の後を追います。

例え一時だとしても、御主人様のお傍を離れたくない。

それは愛奴としての務めと、私の強い想い。

限られた時間をめいっぱい御主人様の元で過ごしたい。

大袈裟かもしれませんが、私がこれから生きていく時間、一秒でも多く御主人様と共に在る事。

それが私の一番の願いなのです。




私はバッグから封筒を取り出し、ベッドで寛がれている御主人様にお渡ししました。

いつもと同じ光景。

けれどいつもと違う。

分厚い封筒。

今回は初めての帯付きをお渡しする事が出来たのです。

静かにベッドに上がり、御主人様の脚の間に座りました。

合図を受けて、柔らかくなったペニスに御奉仕を始める私。

いつもは10枚ずつ放られていくお札でしたが、今回は御奉仕をしている私の上にポンと置かれました。


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私が御主人様の為に頑張った証拠。

御主人様が悦んで下さるのなら、金額なんてどうでもいい。

私は頭を撫でて貰う犬のように、ただただ嬉しいばかりだったのです。




「おまんこを使えるようにオナニーしなさい」

御奉仕を続けている私に、御主人様が御命令されます。

私は四つん這いのまま右手を延ばし、自分のクリトリスを弄り始めました。

身体は時々痙攣をしていますが、ちっとも気持ち良くなれない…

あんなにオナニーが好きだった筈なのに。

御主人様に仕える悦びを知った私は、もうオナニーに価値を見い出せなくなっていました。

けれど御主人様の御命令。

やらなければ。

そうして結局快楽に飲まれていくどうしようもない愛奴。

身体はその刺激に素直に反応し、ペニスへの舌使いが疎かになってしまいます。

どうしても両方同時に出来ない…

そんな私を見兼ねて、御主人様がクリトリスに電マを当てて下さいました。

御主人様に責めて頂いている嬉しさで一気に快楽が膨らみ、私は絶頂寸前まで上り詰めます。

けれど御主人様はそんな事を求めていらっしゃるのではない。

上り詰める瞬間に電マを離され、ベッドにうつ伏せになるように仰いました。

四つん這いだった私は、そのままぺたんとベッドの上に潰れます。

そして先程まで御奉仕していたペニスで、後ろから一気に貫かれました。

下半身から頭のてっぺんまで駆け抜ける衝撃。

それは身震いに似ているかもしれません。

貫かれたと同時に激しく打ち付けられ…

快楽、苦痛

焦燥と幸福感。

内臓を揺さぶられ、全ての感情と感覚が津波のように押し寄せて。

私はベッドの縁を掴んで、動物のように鳴いていました。

それは喘ぎ声ではない。

本能を剥き出しにした生き物の慟哭。

御主人様にお伝えしたい、私の言葉に出来ない想い。

聞き苦しくて醜い

狡猾で汚い

素直で悪い声。

御主人様に突かれて、私の中から押し出されていく。

そして直ぐに逝ってあげると甘い囁きを下さり、私はそれをおねだりしたのでした。




御主人様の動きが止まり、膣内に精子が注がれます。

私が動けないのはいつもの事なのですが、御主人様は私の中からペニスを抜かず、そのまま私の上に体重をかけられました。

肩で息をしながら、重なり合っている私と御主人様。

どのくらいそうしていたのか、御主人様は私の傍にいて下さいます。

あまりに幸せ過ぎて、このまま命が尽きてしまえばいいのにと願いました。

「首輪も手枷も付けずに使うのもいいですね」

私の上でそう仰る御主人様。

ゆっくりと身体を起こし、ベッドに腰掛けられました。

膣中に入っている御主人様の精子が溢れないよう、私はうつ伏せのまま身体を引きずって、御主人様のお傍に身体を寄せます。

そしてすっかり柔らかくなっているペニスに舌を這わせ、お掃除をさせて頂きました。
【 2017/11/25 22:49 】

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9度目の調教⑦ ~休息~

私が身体を起こすと、御主人様はくるんと身体を捻ってうつ伏せになられます。

「オイルは持ってきたか?」

そう聞かれ、私は元気良く返事をして、バッグからベビーオイルを取り出しました。

前回の調教の際、マッサージをするように御指示を頂いていたのにも関わらず、私はオイルを用意していなかったんです。

誰かにマッサージをするのが初めてだったので、オイルを使うという発想がありませんでした。

なので今回は絶対に忘れないようにと、何度も荷物を確認していたのです。

前回と同じように、柔らかい御主人様のお尻をおまんこに感じながら、私はオイルを掌で温めてマッサージを始めました。

御主人様が多忙なのはもちろんの事、それに伴うストレスや睡眠不足もあり、多方面でお疲れである事は解っています。

私のマッサージなんかで癒せる物ではないでしょう。

それでも、一時でもリラックスして頂きたい…

少しでも御主人様のお力になりたい。

そう気持ちを込めて、指先まで全身をマッサージさせて頂きました。




「30分経ったら起こしなさい」

マッサージが終わると、そう言って私に背を向けてお休みの体勢を取られる御主人様。

前回の失敗を踏まえて、私は携帯のアラームをセットします。

御主人様の隣にいては、私が癒され過ぎて、起きていられる自信がないのです。

そうしていると、寒いから背中にくっつくようにと御主人様が仰いました。

私は、少しでも寒くないようにと必死で身体を密着させましたが、本当はそうさせて頂くのが嬉しくて仕方なくて。

御主人様と私の身体に隙間が出来ないように、御主人様に私の体温が伝わるように。

その背中にぴったりとくっつきました。

「あったかいな」

そう言って、脚を絡ませて下さる御主人様。

裸のままもつれ合って。

このまま永遠に時が止まればいい。

なんて幸せな時間…

そう想っていたからでしょう。

私は自分でセットした携帯のアラームで起きる事が出来ませんでした。




ふと気が付いたのは、御主人様がベッドから立ち上がった時。

どうやら眠りこけてしまったのは私のようでした。

いけない、と慌てて自分を起こすようにバスルームへ行き、バスタブにお湯を用意します。

二人並んでお湯に浸かり、御主人様のお身体をバスタオルで拭き上げて、またベッドへと戻りました。
【 2017/11/24 00:06 】

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9度目の調教⑥ ~口という名の穴~

私の口内にすっぽりと収まったペニスからは、甘い愛液の味がします。

御主人様から溢れ出る液体をひとつ残らず味わいたくて、私は真上を向いたまま必死に舌を動かしました。

口内で糸を引き、唾液と混じり合っていく御主人様の愛液。

それを私の中に取り込もうと喉を鳴らすと、御主人様から深い溜息が聞こえました。

ああ…御主人様が悦んで下さっている…

私、お役に立てている…

もっともっと悦んで頂きたくて、御主人様がお好きな部分を舌で擦るように動かします。

それに反応して、更に深く押し込まれるペニス。

顔の上で揺れている御主人様の身体に合わせ、無理に押し拡げられる喉の痛みと嗚咽が、私の思考を奪って行きました。

御主人様の御命令通り、M字開脚のまま電マを固定している私でしたが、今はその感覚すらも感じていません。

呼吸と意識を抑制され、胃液が体外に出そうになった時、喉奥まで到達していたペニスが突然引き抜かれました。

咳き込んでいる私の上を通り、ベッドに仰向けになられる御主人様。

「奉仕しなさい」と私の方を見ずに御命令されます。

なんとか返事をしてベッドに上がろうとしますが、全身に力が入らず、なかなか御主人様のペニスに辿り着けない…

早くしなさいと叱られながら、やっと御主人様の脚の間に座りました。




私の唾液で濡れているペニスからは、今まさに愛液が滴り落ちようとしています。

私は慌ててその雫を舐め取りました。

御主人様が反応して下さっている証。

なんて愛おしくて狂おしいんだろう…

私は夢中になってその雫を味わいました。

直ぐに逝かせてはいけないよと御主人様に注意を受けながら、御奉仕のスピードを調整します。

教えて頂いた事。

いつも言われている注意点。

自分が壊れて御奉仕が疎かにならないように。

丁寧に。

御主人様への気持ちを込めて。

そうやって丹念に舌を這わせていると、時々咥えるようにとお赦しが出ました。

そっと口内に収めてみます。

「もっと奥に」

苦しくない所まで頭を下ろしました。

「もっと」

喉奥に当たります。

「もっと入るだろう」

それは、「お前ならもっと入るだろう」

そう聞こえました。

私は自分の苦痛を無視し、物理的に可能な所までぐっと頭を押し込みました。

すると一気に胃液がせり上がって来て、反射的に御主人様のペニスを口外に出してしまいます。

私の唾液は胃液と混じり合って泡立って。

そのペニスをまんべんなく包み込んでいました。

どうしてこんなに愛おしいんだろう。

そう想いながら再びペニスを口内に咥え込んだ時、突然大量の液体が私の中に流れ込んで来たのです。

口いっぱいに広がる御主人様の精子。

私は零さないように一気に飲み込みましたが、御主人様を早く逝かせてしまった事を少し後悔していました。

御主人様は長い時間の御奉仕を好まれます。

それを解っていながらそう出来なかったのは、愛奴の失態。

怒られてしまうのではないかと少し身構えたのですが、そのペニスはまだ先程と形を変える事なく、しっかり自立していました。

私はまだ精子が残っているかもしれないと想い、再び御奉仕を始めます。

御主人様は何も言わず、その様子をじっと伺っていらっしゃるよう。

下を向いている私には御主人様のお顔は見えませんが、何も仰らないという事は、私の行動は間違っていないのだと解る。

御主人様がまた悦んで下さるように。

気持ちよくなって下さるように。

ただ無心で御奉仕を続けていました。




それは5分くらいだったでしょうか。

ふと御主人様のお顔を見上げると、綺麗になったか?と静かに仰いました。

私はお掃除をしているつもりではなかったのですが…

はいとお答えします。

そしてゆっくりと御主人様のペニスから離れました。




【 2017/11/21 23:27 】

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