御主人様と愛奴 変態の日々の記録
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Author:愛奴
♥当ブログは性的表現・画像を使用しておりますので、18歳未満の方は直ちにブラウザバックをお願い致します。
またSMに嫌悪感をお持ちの方は閲覧をお控え下さい。
自己責任の元での閲覧をお願い致します。
御主人様の愛奴です。
お初の方は「はじめに」をご参照下さい。
コメントは承認制となっておりますので、「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れて下さると非表示となります。
私からのお返事のみ掲載させて頂きますので、SMに興味のある方もノーマルの方も、皆様お気軽に足跡を残して下さると嬉しいです。
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御主人様と一緒にお風呂に浸かり、再びベッドに戻ると、先に戻っていた御主人様はお札を数えていらっしゃいました。
私はその足元に座ります。
たくさんお渡しする事が出来たので、悦んで下さっているんだと想っていたその時。
帯の付いた札束から数枚抜き取られ、お札を私に差し出して下さいました。
きょとんとする私。
そう言えば少し前に、頑張ったご褒美を下さると仰っていたっけ…
御主人様が覚えていて下さった事が嬉しくて、私は素直にそれを受け取りました。
そうして身支度を整え、私と御主人様はホテルのお部屋を後にしました。
外は冷たい雨。
私は折りたたみ傘を持っていましたが、それを広げるかどうか迷うくらいの雨量。
そのまま御主人様の腕に掴まって、駅まで歩く事にしました。
御主人様は歩くのが早いので、私はほとんどぶら下がっているような状態。
けれど御主人様の腕に掴まる口実が出来て、私はとても嬉しかったのです。
夕方の電車は相変わらず満員。
私は座席に座らせて貰い、その正面に御主人様が立って下さいます。
御主人様と一緒に過ごせる時間。
同じ空間にいられるだけで、なんて幸せなんだろう。
そう想っていた時、自分の中にふと違和感が生まれました。
先程頂いたご褒美。
今感じている幸せと違う…
私…
心から悦んでいなかった…
嬉しかったのは、御主人様が覚えていて下さったから。
私にご褒美をあげようと想って下さったから。
私の頑張りを認めて下さったから。
お金を頂いたからじゃなかったんだ…
その事実に突然気付き、自分の気持ちに酷く驚きました。
私には貧しかった過去があります。
生活をするのがやっとで、喉が渇いても自販機のジュースも買えなかった。
いつも家で作ったお茶を持ち歩き、洋服どころか下着を買う事も数年に一度でした。
ですからお金にはとてもシビアで、お金だけは裏切らないと思っていたんです。
そんな私が、お金を貰ったのに悦んでいなかった…
私が嬉しいのは、御主人様がいるから。
御主人様が私の事を考えて下さるから。
御主人様に大切にされていると感じるから。
私の全ては御主人様で、それ以外は何もいらないから。
私の価値観は、全てが御主人様なのだと気が付き、お金を受け取った事を後悔し始めていました。
けれどそんな事を言う訳にもいかず、電車は空港に到着します。
だって御主人様は、私を気遣ってご褒美を下さっている。
それを返す事なんて出来ない…
どうしようどうしようと考えながら、いつものように食事をして、手荷物検査場に到着してしまいました。
いつもよりも人が多く、行ってきますの御挨拶も出来ないまま、私は御主人様のお傍を離れます。
このまま何も言わずにいた方がいいだろうかとも想いましたが、御主人様に隠し事は出来ない。
私は手荷物検査の列に並びながら、先程受け取ったご褒美の件について、御主人様にメールを送りました。
すると御主人様からお返事が…
戻ってくる時の旅費に使いなさいと書いてあります。
旅費はいつも御主人様が出して下さるのに…
そうじゃないのに…
小さくなっていく御主人様のお姿。
その距離と上手く伝えられない事がもどかしくて、私は思い切って我儘を言う事にしました。
お金じゃないご褒美が欲しいです、と。
それは口付けでも、御主人様と旅行をする事でも構わない。
むしろその方が嬉しい。
御主人様が私のご褒美。
私の一番欲しいもの。
それをどうしても伝えたかった…
「何かお前がいつも身につけておける物を与えてもいいでしょう」
予想外の御主人様の御言葉。
飛行機の時間が迫っていなければ、私は御主人様の元へ走って戻っていた事でしょう。
凄く凄く嬉しい…
御主人様の御言葉で、私の中のわだかまりが一瞬で消えてしまった。
そうして頂いたご褒美は、御主人様の元で暮らす為の貯金にする事にしました。
手荷物検査を終えて振り返ります。
小さくなった御主人様が、いつものように大きく手を振って下さっている。
お互い歩き出しながら、その姿が見えなくなるまで手を振り続けていました。
今度はいつ御主人様の元に帰れるんだろう…
次の約束もないまま、私は涙をこらえて歩き出しました。
夜の雨で、飛行機からの光も見えない。
ただ目を閉じ、御主人様の事を想うばかりでした。
9度目の調教は終了となります。
いつもお付き合い下さりありがとうございます。
今回は体調を崩してしまい、次回調教までに完結する事が出来ませんでした。
先日、10度目の調教が終了しましたので、次回もお付き合い下さると嬉しいです。
最後に、御主人様が素足で私のクリトリスを弄って下さっている画像を掲載させて頂きます。
私はその足元に座ります。
たくさんお渡しする事が出来たので、悦んで下さっているんだと想っていたその時。
帯の付いた札束から数枚抜き取られ、お札を私に差し出して下さいました。
きょとんとする私。
そう言えば少し前に、頑張ったご褒美を下さると仰っていたっけ…
御主人様が覚えていて下さった事が嬉しくて、私は素直にそれを受け取りました。
そうして身支度を整え、私と御主人様はホテルのお部屋を後にしました。
外は冷たい雨。
私は折りたたみ傘を持っていましたが、それを広げるかどうか迷うくらいの雨量。
そのまま御主人様の腕に掴まって、駅まで歩く事にしました。
御主人様は歩くのが早いので、私はほとんどぶら下がっているような状態。
けれど御主人様の腕に掴まる口実が出来て、私はとても嬉しかったのです。
夕方の電車は相変わらず満員。
私は座席に座らせて貰い、その正面に御主人様が立って下さいます。
御主人様と一緒に過ごせる時間。
同じ空間にいられるだけで、なんて幸せなんだろう。
そう想っていた時、自分の中にふと違和感が生まれました。
先程頂いたご褒美。
今感じている幸せと違う…
私…
心から悦んでいなかった…
嬉しかったのは、御主人様が覚えていて下さったから。
私にご褒美をあげようと想って下さったから。
私の頑張りを認めて下さったから。
お金を頂いたからじゃなかったんだ…
その事実に突然気付き、自分の気持ちに酷く驚きました。
私には貧しかった過去があります。
生活をするのがやっとで、喉が渇いても自販機のジュースも買えなかった。
いつも家で作ったお茶を持ち歩き、洋服どころか下着を買う事も数年に一度でした。
ですからお金にはとてもシビアで、お金だけは裏切らないと思っていたんです。
そんな私が、お金を貰ったのに悦んでいなかった…
私が嬉しいのは、御主人様がいるから。
御主人様が私の事を考えて下さるから。
御主人様に大切にされていると感じるから。
私の全ては御主人様で、それ以外は何もいらないから。
私の価値観は、全てが御主人様なのだと気が付き、お金を受け取った事を後悔し始めていました。
けれどそんな事を言う訳にもいかず、電車は空港に到着します。
だって御主人様は、私を気遣ってご褒美を下さっている。
それを返す事なんて出来ない…
どうしようどうしようと考えながら、いつものように食事をして、手荷物検査場に到着してしまいました。
いつもよりも人が多く、行ってきますの御挨拶も出来ないまま、私は御主人様のお傍を離れます。
このまま何も言わずにいた方がいいだろうかとも想いましたが、御主人様に隠し事は出来ない。
私は手荷物検査の列に並びながら、先程受け取ったご褒美の件について、御主人様にメールを送りました。
すると御主人様からお返事が…
戻ってくる時の旅費に使いなさいと書いてあります。
旅費はいつも御主人様が出して下さるのに…
そうじゃないのに…
小さくなっていく御主人様のお姿。
その距離と上手く伝えられない事がもどかしくて、私は思い切って我儘を言う事にしました。
お金じゃないご褒美が欲しいです、と。
それは口付けでも、御主人様と旅行をする事でも構わない。
むしろその方が嬉しい。
御主人様が私のご褒美。
私の一番欲しいもの。
それをどうしても伝えたかった…
「何かお前がいつも身につけておける物を与えてもいいでしょう」
予想外の御主人様の御言葉。
飛行機の時間が迫っていなければ、私は御主人様の元へ走って戻っていた事でしょう。
凄く凄く嬉しい…
御主人様の御言葉で、私の中のわだかまりが一瞬で消えてしまった。
そうして頂いたご褒美は、御主人様の元で暮らす為の貯金にする事にしました。
手荷物検査を終えて振り返ります。
小さくなった御主人様が、いつものように大きく手を振って下さっている。
お互い歩き出しながら、その姿が見えなくなるまで手を振り続けていました。
今度はいつ御主人様の元に帰れるんだろう…
次の約束もないまま、私は涙をこらえて歩き出しました。
夜の雨で、飛行機からの光も見えない。
ただ目を閉じ、御主人様の事を想うばかりでした。
9度目の調教は終了となります。
いつもお付き合い下さりありがとうございます。
今回は体調を崩してしまい、次回調教までに完結する事が出来ませんでした。
先日、10度目の調教が終了しましたので、次回もお付き合い下さると嬉しいです。
最後に、御主人様が素足で私のクリトリスを弄って下さっている画像を掲載させて頂きます。