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御主人様と愛奴 変態の日々の記録

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Author:愛奴
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7度目の調教④ ~御主人様の想い~

御主人様からの思いがけない提案に戸惑いながらも、私は御奉仕を続けていました。

他のM女さんと2人で御主人様に御奉仕する…

望まない光景を必死で想い浮かべ、その時の自分を想像してみます。

私はきっと、醜い姿をしている…

負けたくないと、醜い心をしている…

その部分だけが容易に想像出来ました。

そして私の思考は御主人様の提案をきっかけに、だんだんとずれ始めたのです。




御主人様は私だけの御主人様。

けれど決して欲しがってはいけない。

我儘を言ってはいけない。

御主人様を困らせたくない…

その想いが強いから、私は自分にブレーキをかける事が出来る。

その箍を外してはいけない。

御奉仕をしながら私の頭の中は堂々巡りをしていましたが、意識はすっかり理性の中にあり、とてもクリアな状態でした。

そして自分でも明確にしてこなかった想いを、勝手に整理し始めたのです。

どんなに御主人様の事を想っていても、私の一生を捧げると心から誓っていても、いつも私は自分にブレーキをかける。

そうでなければ、御主人様の重荷になる事が自分で解っているから。

勿論、御主人様もこの事を御存知で、実際にお逢いする前にお話してある。

けれどその時の私と、今の私では全く違う…

理性を完全に失わないよう、必死でブレーキにしがみついてきたのです。

けれど御主人様はいつも私の事をお見通しで。

私の必死の抵抗を、いとも簡単に崩落させてしまうのでした。




御奉仕を続けながらも、はっきりとしている自分の理性。

M女さんがいらっしゃったら、どんな風に御奉仕をしよう?

御主人様の愛奴として、恥ずかしくないようにしなければ…

等と考えていた時、御主人様がまた仰いました。

「見学者を募集しよう」

それは決定事項のようで、ブログで募集をかけるように指示をされます。

御主人様の御命令は絶対。

私は覚悟を決め、顔を上下に動かして頷きました。

そうしてまた、思いがけない御言葉が私の上に降って来たのです。

「お前に色んな経験をさせてやりたいんだよ」

それは御命令ではなく、御主人様のお気持ち。

優しくて、あたたかくて…

無理矢理自分を納得させた私を包み込む、御主人様のお気持ち…

ああ、自分はなんて浅はかなのだろうと、馬鹿な自分を恥ずかしく想いました。

御主人様は主として、私を育てようとして下さっている…

こんな幸せな愛奴が他にいるでしょうか。

心に引っかかっていた物が一瞬で消え去り、私は見学募集の件を心から受け入れました。

御主人様の為、愛奴として成長したい。

御主人様に相応しい愛奴になりたい。

そう再確認しながら、また御奉仕に集中していったのです。
【 2017/07/11 23:35 】

リアル調教  | コメント(3)  |

コメント

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こんにちは。
ご無沙汰しています。

主さんの手綱の上手さ、さすがですね。
拒絶感しか無かった話を、言葉の表現1つでするりと受け入れさせる手腕は見事です。
残念なのは、女性限定での見学者募集ですかね(笑)
目の前で調教風景を見てみたいものです。

また更新を楽しみにしていますね。
小次郎  *  URL[編集] 【 2017/07/12 12:07 】
--- Re: タイトルなし ---

小次郎様、コメントありがとうございます。

毎回書いてしまいますが、御主人様の御言葉は本当に魔法のようです。
男性の見学募集も可能性としてはあるかと思いますので、その時はまたお知らせ致しますね。
愛奴  *  URL[編集] 【 2017/07/18 22:44 】
---  ---

愛奴さん
コメントありがとうございます。
その際には是非とも参加出来ればと思います。

更新楽しみにしてます。
小次郎  *  URL[編集] 【 2017/07/19 08:11 】

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