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御主人様と愛奴 変態の日々の記録

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Author:愛奴
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22度目の調教② ~御主人様のお手伝い~

お部屋に入り、早速煙草に火を付けられた御主人様。

パンプスを脱いで荷解きをすると、急いでその足元へと向かいました。

目の前にあるその革靴が、やたらと気持ちを急かしています。

私は御主人様が寛がれるよう、革靴を脱ぐお手伝いの許可を願い出ました。

すると、そうする事が当然であるように、私の想いを静かに受け入れて下さった御主人様。

そのまま靴下まで脱いで頂くと、続けてお洋服を脱ぐお手伝いをするよう命じられました。

いつもとは違う、爽やかな色合いのシャツ。

そのボタンを外しながら、直ぐ傍にある御主人様のお顔に緊張します。

何度繰り返しても、これだけは変わらない。

常に御主人様の下にいる私にとって、それは特別な意味を持っていました。

下へ下へとボタンを外して行くと、皮のベルトに辿り着いた私の指。

どうしようかと戸惑っていると、それを感じ取られた御主人様は、先にベルトを外すようにと仰います。

これはこれで、やはり毎回緊張してしまう。

指が縺れそうになるのを悟られないよう、お話をしながらベルトを外して行く私。

何とか脱いで頂いたシャツとスラックスを掴むと、そそくさとクローゼットへ仕舞いました。




皺にならないよう丁寧に服を掛けながら、一息吐いている私に首輪を持ってくるようにと仰る御主人様。

私はクローゼットの前からそのままスーツケースへと向かい、ベルベットの袋を持ってその足元へと戻りました。

それはいつも目にしている物ではあるけれど、御主人様の手にある時だけはその輝きが違う。

鈍く光る銀色は、私の全てを閉じ込めてしまう。

お前はこの世界でしか生きる事が出来ないのだと。

そう示されている気がして。

この瞬間、私はいつも幸せな絶望を目の当たりにするのです。

「冷たいですね」今日もそうお声を掛けて下さりながら、私の首に印を付けて下さる。

シャツのボタンを外す時のように、直ぐ傍にある御主人様のお顔に、私は息を潜めてその証を受け取りました。

何時もの愛奴の姿になった私に、服を脱ぐようにと御命令される御主人様。

慌てて背中のファスナーを下ろしていると、いつも裸でいるようにと低い声が追い掛けて来ます。

それが私の在るべき姿。

お前はそれでいいんだと。

御主人様の所有物である事を示された気がして。

御主人様の前で裸でいる事に、未だに恥ずかしさは拭えずにいますが、その御言葉が嬉しくて嬉しくて。

脱いだワンピースを急いでクローゼットへと仕舞い、飛び跳ねるように御主人様の元へと戻りました。




そこには、シーツにその身を委ねられ、とても気持ち良さそうに寛がれている御主人様の御姿。

私が傍へと近付くと、ごろんとうつ伏せになり、まずは腰のマッサージをするようにと仰います。

首輪しか身に付けていない私がその脚の間に座ると、触れ合う肌が冷たくて気持ちが良いと仰り、きゅっと太腿をくっ付けて下さいました。

御主人様の太腿に挟まれた愛奴。

素肌が触れ合う事の心地好さ。

それが愛しい方なら尚更。

嬉しくて嬉しくてどうしようもない。

マッサージを受けるのはいつも御主人様ですが、それをさせて頂いている私も、勿論満たされて癒されているのです。




【 2019/09/17 21:52 】

リアル調教  | コメント(0)  |

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