御主人様と愛奴 変態の日々の記録
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Author:愛奴
♥当ブログは性的表現・画像を使用しておりますので、18歳未満の方は直ちにブラウザバックをお願い致します。
またSMに嫌悪感をお持ちの方は閲覧をお控え下さい。
自己責任の元での閲覧をお願い致します。
御主人様の愛奴です。
お初の方は「はじめに」をご参照下さい。
コメントは承認制となっておりますので、「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れて下さると非表示となります。
私からのお返事のみ掲載させて頂きますので、SMに興味のある方もノーマルの方も、皆様お気軽に足跡を残して下さると嬉しいです。
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ふと目が覚めた私。
飛行機の中でも眠っておいたのに、また熟睡してしまったよう。
隣りですやすやと寝息を立てていらっしゃる御主人様を静かに起こし、一緒にバスルームへと向かいました。
バスタブの中。
御主人様も熟睡してすっきりされたのか、饒舌に野球のお話をして下さっています。
今度、私の住んでいる所で試合があるのだと。
いつかの調教の日、野球観戦に行くのもいいなと仰っていた御主人様。
もしかして一緒に行けたりするのかな…?
そんな事をふと想いましたが、その考えが膨らむ前に急いで打ち消しました。
また私の早とちりかもしれない。
勝手に期待して勝手に落ち込むのは、私の悪い癖。
そう自分に言い聞かせながら、私は想い出していました。
御主人様の住んでいらっしゃる所へ出掛けた時の事。
並んで歩きながら、私の手を取って下さった御主人様。
「楽しいね」
そう仰った御主人様のお顔は、それまでに見た事のなかった優しい笑顔でした。
だから私はその後、余計に大泣きしてしまったのですが…。
またあんな風に楽しそうな御主人様を見る事が出来たらいいだろうな。
そうふんわりと想いながら、御主人様のお身体をバスタオルで包みました。
いつものように短時間で身支度を整え、チェックアウトを済ませた御主人様と私。
今日も沢山の人々が行き交う街中は、予想通りの混雑ぶりで。
幸いにも満員でなかった電車に乗ると、御主人様はご自分の鞄に続けて、私のバッグも網棚に上げて下さいました。
流石に座る事は出来なかったので、並んでつり革に掴まっていたのですが…。
幾つ目かの駅で、前の座席に座っていた人が降りて行かれました。
空いたのは一人分の席。
御主人様は目で合図をして下さり、私に座るよう促して下さいます。
こんなさり気ない優しさが嬉しくて堪らない。
空いた席に座りながら、私はぎゅうっと締め付けられる胸を抱え、目の前にある御主人様のスマートな脚を見つめていました。
今までは悲しくて仕方なかった電車での帰り道。
近づく空港が、御主人様と過ごせる残り時間をカウントダウンしているような気がして、ずっと電車が走り続けてくれればいいのにと何度も願いました。
けれど今は不思議。
あんなに悲しかった気持ちが嘘だったかのよう。
御主人様が当たり前のように私に席を譲って下さる事。
こうして二人、当たり前のように電車に揺られている事が嬉しくて堪らなくて。
私自身が一番、自分の感情の変化に驚いていました。
「葛藤する必要がない事を理解しなければなりませんね」
前回、心がぐちゃぐちゃになっていた私に、御主人様が与えて下さった御言葉。
そこには沢山の想いが込められていて、私もそれを解っている筈なのに。
いつもどうしてもそう在る事が出来なかった。
けれどこの時、私はそれを強く実感していました。
あんなに苦しかった事。
どうする事も出来ない事実を心が受け入れられなくて、御主人様を傷付けてしまった事。
私が余りに騒ぐものだから、御主人様はもうこの話をするのは止めようと仰って下さったけれど。
それでもどうしても逃げたくなかった。
目を瞑るのではなく、御主人様の愛奴として強く在りたい。
例え、立ち直れない程に壊れてしまっても、御主人様が与えて下さる全てを受け入れたい。
そんな私の想いを受け入れて下さった御主人様への気持ちが、私の葛藤を煙のようにかき消してくれたのでした。
もちろん、これからも辛い事、苦しい事はあるでしょう。
けれど私は逃げない。
御主人様をありのままに受け入れ、そこに寄り添い続ける事。
御主人様の御心に。
御主人様の生命に寄り添い続ける事。
それが愛奴として私を管理して下さっている、御主人様への最大の御奉仕だと私は想うのです。
飛行機の中でも眠っておいたのに、また熟睡してしまったよう。
隣りですやすやと寝息を立てていらっしゃる御主人様を静かに起こし、一緒にバスルームへと向かいました。
バスタブの中。
御主人様も熟睡してすっきりされたのか、饒舌に野球のお話をして下さっています。
今度、私の住んでいる所で試合があるのだと。
いつかの調教の日、野球観戦に行くのもいいなと仰っていた御主人様。
もしかして一緒に行けたりするのかな…?
そんな事をふと想いましたが、その考えが膨らむ前に急いで打ち消しました。
また私の早とちりかもしれない。
勝手に期待して勝手に落ち込むのは、私の悪い癖。
そう自分に言い聞かせながら、私は想い出していました。
御主人様の住んでいらっしゃる所へ出掛けた時の事。
並んで歩きながら、私の手を取って下さった御主人様。
「楽しいね」
そう仰った御主人様のお顔は、それまでに見た事のなかった優しい笑顔でした。
だから私はその後、余計に大泣きしてしまったのですが…。
またあんな風に楽しそうな御主人様を見る事が出来たらいいだろうな。
そうふんわりと想いながら、御主人様のお身体をバスタオルで包みました。
いつものように短時間で身支度を整え、チェックアウトを済ませた御主人様と私。
今日も沢山の人々が行き交う街中は、予想通りの混雑ぶりで。
幸いにも満員でなかった電車に乗ると、御主人様はご自分の鞄に続けて、私のバッグも網棚に上げて下さいました。
流石に座る事は出来なかったので、並んでつり革に掴まっていたのですが…。
幾つ目かの駅で、前の座席に座っていた人が降りて行かれました。
空いたのは一人分の席。
御主人様は目で合図をして下さり、私に座るよう促して下さいます。
こんなさり気ない優しさが嬉しくて堪らない。
空いた席に座りながら、私はぎゅうっと締め付けられる胸を抱え、目の前にある御主人様のスマートな脚を見つめていました。
今までは悲しくて仕方なかった電車での帰り道。
近づく空港が、御主人様と過ごせる残り時間をカウントダウンしているような気がして、ずっと電車が走り続けてくれればいいのにと何度も願いました。
けれど今は不思議。
あんなに悲しかった気持ちが嘘だったかのよう。
御主人様が当たり前のように私に席を譲って下さる事。
こうして二人、当たり前のように電車に揺られている事が嬉しくて堪らなくて。
私自身が一番、自分の感情の変化に驚いていました。
「葛藤する必要がない事を理解しなければなりませんね」
前回、心がぐちゃぐちゃになっていた私に、御主人様が与えて下さった御言葉。
そこには沢山の想いが込められていて、私もそれを解っている筈なのに。
いつもどうしてもそう在る事が出来なかった。
けれどこの時、私はそれを強く実感していました。
あんなに苦しかった事。
どうする事も出来ない事実を心が受け入れられなくて、御主人様を傷付けてしまった事。
私が余りに騒ぐものだから、御主人様はもうこの話をするのは止めようと仰って下さったけれど。
それでもどうしても逃げたくなかった。
目を瞑るのではなく、御主人様の愛奴として強く在りたい。
例え、立ち直れない程に壊れてしまっても、御主人様が与えて下さる全てを受け入れたい。
そんな私の想いを受け入れて下さった御主人様への気持ちが、私の葛藤を煙のようにかき消してくれたのでした。
もちろん、これからも辛い事、苦しい事はあるでしょう。
けれど私は逃げない。
御主人様をありのままに受け入れ、そこに寄り添い続ける事。
御主人様の御心に。
御主人様の生命に寄り添い続ける事。
それが愛奴として私を管理して下さっている、御主人様への最大の御奉仕だと私は想うのです。