御主人様と愛奴 変態の日々の記録
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Author:愛奴
♥当ブログは性的表現・画像を使用しておりますので、18歳未満の方は直ちにブラウザバックをお願い致します。
またSMに嫌悪感をお持ちの方は閲覧をお控え下さい。
自己責任の元での閲覧をお願い致します。
御主人様の愛奴です。
お初の方は「はじめに」をご参照下さい。
コメントは承認制となっておりますので、「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れて下さると非表示となります。
私からのお返事のみ掲載させて頂きますので、SMに興味のある方もノーマルの方も、皆様お気軽に足跡を残して下さると嬉しいです。
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新しい年の始まり。
今年初めての調教は、真冬の予報です。
御主人様から届いた、「暖かくして帰って来なさい」というメールに微笑みながら、私はいつもより少しだけ早い電車に乗りました。
その事を報告すると、どうやら私の方が先に待ち合わせ場所に到着してしまいそうだとの事。
「寒いので、いつもの店で待ち合わせましょう」と御主人様が提案して下さいます。
けれど私が先にお店に入っておくのは何だか違う気がする…。
そんな妙なプライドが邪魔をして、私はお店の近くで待っていますとお返事をしました。
しかし御主人様がそんな私を見逃す筈がありません。
「店の中で待っていなさい」
敢えてそう御命令して下さったのです。
それは私の言葉の意図を理解して下さっている、御主人様の優しさ。
私はまた一人で微笑みながら、いつものお店のいつもの席に一人で座りました。
いつも御主人様と一緒に座っている、壁際の席。
プラスチックのコップに入った冷たいお冷を飲みながら、正面の空席に御主人様の御姿を想い浮かべます。
今まで御主人様の正面に座るのが苦手だったのは、何だか見透かされている気がしていたから。
自分が御主人様のお傍にいてもいい存在なのか、その瞳に映っていてもいい物なのか…。
私の全てを見ている御主人様の鋭い瞳を前にして、それに見合うだけの自信がなかったのです。
けれど今は違う。
もちろん自信に満ち溢れている訳ではないけれど、確かな何かがある。
それはいつも御主人様が与えて下さっている、「私」という存在への赦しなのかもしれません。
そんな事を想いながら目の前の空席を見つめていると、暫くして御主人様が到着されました。
寒い寒いと少し大袈裟に仰りながら、椅子の背もたれにマフラーやコートを掛けていらっしゃいます。
私はその様子を見ながら、お逢い出来た嬉しさに、笑顔を抑える事が出来ませんでした。
前回と同じメニューを注文された後も、寒いと身震いをされている御主人様。
私は全く寒さを感じず、少し汗ばむくらいだったので、風邪気味なのではないですかとお聞きしました。
すると御主人様は、その服のせいではないかと、私にその場で立ってみるようにと仰るのです。
この日着ていたのは、黒いモヘアのニットワンピース。
前回は少しフォーマルな装いだったので、今回は身体のラインが強調される物にしていました。
私はワンピースの裾を少し引っ張りながら、ゆっくりとその場に立ち上がります。
こうして御主人様の前に立つのは2回目。
向かい合って座るのとはまた違った居た堪れなさ。
直ぐにでも座ってしまいたかったのですが、思いがけず御主人様はお褒めの御言葉を下さいました。
「いいんじゃないですか?」
それは直接的な御言葉ではありませんでしたが、御主人様が褒めて下さった事は十分に伝わっていました。
私は嬉しくて、ますます恥ずかしくて。
ずっとクローゼットに仕舞っていて忘れていたワンピースだ等と、どうでもいい話をして、恥ずかしい気持ちを誤魔化していました。
そうしているうちに飲み物が運ばれて来ます。
カチンと触れ合う2つのグラスに、明けましておめでとうございますと新年の御挨拶を添えました。
「ああ、そうでしたね」と、余り興味を示されない御主人様。
と言うのも、軽い二日酔いや腰痛で、御主人様はあまり体調が良い訳ではなかったのです。
それでも沢山お話をして下さり、優しい笑顔を見せて下さる。
私はそれが嬉しくて嬉しくて。
チェックイン前の時間はいつもあっという間に過ぎてしまうのです。
今年初めての調教は、真冬の予報です。
御主人様から届いた、「暖かくして帰って来なさい」というメールに微笑みながら、私はいつもより少しだけ早い電車に乗りました。
その事を報告すると、どうやら私の方が先に待ち合わせ場所に到着してしまいそうだとの事。
「寒いので、いつもの店で待ち合わせましょう」と御主人様が提案して下さいます。
けれど私が先にお店に入っておくのは何だか違う気がする…。
そんな妙なプライドが邪魔をして、私はお店の近くで待っていますとお返事をしました。
しかし御主人様がそんな私を見逃す筈がありません。
「店の中で待っていなさい」
敢えてそう御命令して下さったのです。
それは私の言葉の意図を理解して下さっている、御主人様の優しさ。
私はまた一人で微笑みながら、いつものお店のいつもの席に一人で座りました。
いつも御主人様と一緒に座っている、壁際の席。
プラスチックのコップに入った冷たいお冷を飲みながら、正面の空席に御主人様の御姿を想い浮かべます。
今まで御主人様の正面に座るのが苦手だったのは、何だか見透かされている気がしていたから。
自分が御主人様のお傍にいてもいい存在なのか、その瞳に映っていてもいい物なのか…。
私の全てを見ている御主人様の鋭い瞳を前にして、それに見合うだけの自信がなかったのです。
けれど今は違う。
もちろん自信に満ち溢れている訳ではないけれど、確かな何かがある。
それはいつも御主人様が与えて下さっている、「私」という存在への赦しなのかもしれません。
そんな事を想いながら目の前の空席を見つめていると、暫くして御主人様が到着されました。
寒い寒いと少し大袈裟に仰りながら、椅子の背もたれにマフラーやコートを掛けていらっしゃいます。
私はその様子を見ながら、お逢い出来た嬉しさに、笑顔を抑える事が出来ませんでした。
前回と同じメニューを注文された後も、寒いと身震いをされている御主人様。
私は全く寒さを感じず、少し汗ばむくらいだったので、風邪気味なのではないですかとお聞きしました。
すると御主人様は、その服のせいではないかと、私にその場で立ってみるようにと仰るのです。
この日着ていたのは、黒いモヘアのニットワンピース。
前回は少しフォーマルな装いだったので、今回は身体のラインが強調される物にしていました。
私はワンピースの裾を少し引っ張りながら、ゆっくりとその場に立ち上がります。
こうして御主人様の前に立つのは2回目。
向かい合って座るのとはまた違った居た堪れなさ。
直ぐにでも座ってしまいたかったのですが、思いがけず御主人様はお褒めの御言葉を下さいました。
「いいんじゃないですか?」
それは直接的な御言葉ではありませんでしたが、御主人様が褒めて下さった事は十分に伝わっていました。
私は嬉しくて、ますます恥ずかしくて。
ずっとクローゼットに仕舞っていて忘れていたワンピースだ等と、どうでもいい話をして、恥ずかしい気持ちを誤魔化していました。
そうしているうちに飲み物が運ばれて来ます。
カチンと触れ合う2つのグラスに、明けましておめでとうございますと新年の御挨拶を添えました。
「ああ、そうでしたね」と、余り興味を示されない御主人様。
と言うのも、軽い二日酔いや腰痛で、御主人様はあまり体調が良い訳ではなかったのです。
それでも沢山お話をして下さり、優しい笑顔を見せて下さる。
私はそれが嬉しくて嬉しくて。
チェックイン前の時間はいつもあっという間に過ぎてしまうのです。