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御主人様と愛奴 変態の日々の記録

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Author:愛奴
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11度目の調教⑥ ~愛奴の眠り~

私の中に注いで頂いた御主人様の精子を丁寧に洗い流し、私はベッドへと戻りました。

御主人様は既に、ベッドにうつ伏せの状態で待っていらっしゃいます。

私はスーツケースの中からマッサージオイルを取り出し、御主人様のお尻の上に跨りました。

柔らかい御主人様のお尻と、私の毛のないおまんこ。

気持ちが良い…

触れ合っている部分から心まで癒されて行くような気がして、私はオイルを手に取り、丁寧に指先を滑らせました。

他愛のない会話をしながら、御主人様の全身を揉みほぐして行きます。

これも大切な御奉仕のひとつ。




お洋服を整える事、お酒をグラスに注ぐ事。

お料理を取り分ける事、お身体を拭き上げる事。

御主人様に関する事は、全て愛奴としての御奉仕。

私はまだまだ未熟ですから、それに気が付けなくて、御主人様に注意される事がたくさんあります。

きっとメイドさんの方が気が利くに違いありません。

けれど御主人様はひとつひとつ細かく教えて下さって。

私のゆっくりとした成長を見守って下さるのです。

そんな所にも御主人様の愛情が感じられて、私はますます利口に成長したいと強く願うのです。




マッサージが終わると、御主人様は少しの間眠られます。

私はそんな御主人様にぴったりと身体を寄せ、その静かな寝息を愉しんでいました。

けれど今朝のまだ暗いうちに家を出発して来た私。

御主人様の優しい寝息を聞きながら、眠くならない筈がありません。

私は自分の携帯のアラームをセットして、御主人様の右腕に頬ずりをしながら、そっと目を閉じました。




ベッドの揺れに目を覚ますと、私よりも御主人様が先に起きていらっしゃいました。

寝息をたてていたよと言われ、なんだか恥ずかしくなる私。

御主人様の元へ帰る日の前日は、どうしても気持ちが昂ぶって眠れないのです。

愛しい御主人様にお逢い出来るのですから、それは当然の事。

けれど私が御主人様と一緒に眠りこけてしまうのには、他に理由がありました。

それは、御主人様が隣にいて下さるから。

その安心感と心地良さ、幸せな気分は他の何にも変えられません。

私がこの世界で一番いたい場所。

御主人様に赦された時間。

それはまさに天国のような心地。

全てにおいて満たされ、開放される。

このまま世界が終わってしまえばいいのに。

いつもそう願わずにはいられないのです。




目覚めても尚、寝ぼけ眼で御主人様を見つめていると、お風呂の準備をする気になったかと聞かれました。

私は慌ててベッドから飛び降り、バスルームへと駆け込みます。

御主人様に寛いで頂けるよう、お湯を準備しておかなければいけないのに。

それに気が付かない自分を情けなく想い、バスタブの蛇口をいっぱいに開きました。




お風呂の準備が整い、いつものように並んでお湯に浸かっていると、温泉に行きたいなと御主人様が仰られます。

私もそれに相槌を打ちながら、去年温泉宿に行った事を想い出していました。

あれからもうすぐ一年。

御主人様のお仕事が忙しくなられた事で、最近は日帰りでの調教が恒例となっています。

当然のように寂しさはありますが、それでもこうやって日々を重ねて来た。

その繋がりの強さを知っているからこそ、また温泉に行けたらいいですねと、素直な気持ちで御主人様とお話をしました。


【 2018/04/13 00:16 】

リアル調教  | コメント(0)  |

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