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御主人様と愛奴 変態の日々の記録

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Author:愛奴
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10度目の調教⑨ ~犯される呼吸~

何も仰らない御主人様。

御奉仕を続ける私。

無言の会話。

しばらくその時間を愉しんでいると、御主人様は徐にベッドの上に立ち上がられました。

愛しいペニスは私の口内から離れて行ってしまいます。

突然の事に、すっかり閉じる事を忘れた私の唇は、その形だけを覚えて唾液を垂らしていました。

御主人様は四つん這いのまま潰れている私をさっと跨ぎ、お道具を取りに行かれた様子。

私は潰れたまま、自分の口元だけにぎゅっと力を入れ、だらしなく開いた唇を閉じようとしていました。

直ぐにこちらに戻って来られた御主人様の手には、ローションのボトルが見えます。

手馴れた様子で少量のローションを御自分のペニスに纏わり付かせると、御主人様はベッドの脇に立って、私に四つん這いになるように御命令されました。

私は腕と膝をゆっくりと動かし、御主人様にお尻を向ける体勢になります。

御主人様に使って頂きやすいように。




私の大好きな手が腰に伸びてきたと想った瞬間、後ろから一気に貫かれました。

いつものように、その衝撃に呼吸が止まります。

けれど不思議と苦しくはない。

それは御主人様に首を絞めて頂いた時の感覚に似ているかもしれません。

呼吸よりも、本能的に優先すべき事がある。

酸素を求めるよりも、御主人様が与えて下さる快楽に全神経を集中させる事。

その方が私にとっては呼吸よりも重要な事。

短い無呼吸だけれど、永遠に続けばいいのにと願ってしまう。

そうして水を得た魚のように、突然に激しく呼吸し始めるのです。

苦しい快楽に、シーツを掻き毟る事しか出来ません。

打ち付けられる腰が、御主人様の私への想いを表しているようで。

ぶつけられる御主人様の欲望が嬉しくて嬉しくて堪らなくて。

それが余計に苦しくて。

いろんな感情が一気に押し寄せる中、御主人様から絶頂が近い事を告げられます。

背後から聞こえる荒い呼吸が、更に私の意識を遠ざけて。

御主人様は私の中に精子を注ぎ込まれると、直ぐにペニスを引き抜かれてしまいました。

バスルームからは水音が聞こえています。

ああ、御主人様がお風呂の準備をして下さっている…

そう遠く感じながらも、私は相変わらず潰れたままの姿で動けずにいました。
【 2018/02/11 00:30 】

リアル調教  | コメント(0)  |

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