御主人様と愛奴 変態の日々の記録
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Author:愛奴
♥当ブログは性的表現・画像を使用しておりますので、18歳未満の方は直ちにブラウザバックをお願い致します。
またSMに嫌悪感をお持ちの方は閲覧をお控え下さい。
自己責任の元での閲覧をお願い致します。
御主人様の愛奴です。
お初の方は「はじめに」をご参照下さい。
コメントは承認制となっておりますので、「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れて下さると非表示となります。
私からのお返事のみ掲載させて頂きますので、SMに興味のある方もノーマルの方も、皆様お気軽に足跡を残して下さると嬉しいです。
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朝食を済ませ、お部屋に戻って来た御主人様と私。
「猫」のせいで痛めてしまった首を、ベッドでマッサージさせて頂きました。
余り首筋を圧迫してもいけないので、一通り揉み解すと、御主人様の腕の中に戻り少しだけ眠ります。
幸せな時間はあっという間。
日帰りの時よりもずっと長い時間を御主人様と過ごせているのに、私はどこまでも欲深い。
御主人様に飼われているくせに、御主人様を私の中に取り込んでしまいたいと想う程に、この想いは留まる事を知らないのです。
そろそろ用意をしようと御主人様に促され、コーヒーをご用意してから身支度を整えます。
私が化粧水を使っていると、御主人様の掌が私の前に差し出されました。
そこに化粧水を数滴垂らして差し上げると、ご自分のお顔に化粧水を付けられる御主人様。
私と同じ物を使って下さる。
そんな小さな事が嬉しくて、私は幸せな気持ちで身支度を続けました。
時計は丁度チェックアウトの時間。
お部屋を後にし、ロビーのソファーで手続きをします。
係の方を待っていると、突然御主人様が私の頬をつつかれました。
「肌の調子がいいんじゃないですか?」
たったそれだけの事なのに、思考が停止する私。
御主人様は肌の弾力を確かめられただけ。
そう解っていました。
けれど御主人様が自ら私に触れて下さる事なんて、調教の時でもそうそう無い事。
ましてや周りに人がいる時なんて…
「せっかく褒めてやったのに、お礼の言葉はないんですか?」
そう仰る御主人様に慌ててお礼を言う私。
笑顔で誤魔化しましたが、頭は全く働いておらず、まるで十代の少女にでもなったような感覚に陥っていました。
スムーズにチェックアウトを済ませ、旅館のスタッフさんに見送られながら旅館を後にした御主人様と私。
すっかり雨の上がった高速道路は、もののけ姫の景色がなくなった代わりに、雨で洗われた緑が何処までも続いていました。
「雨上がりの山は緑が深いですね。」
そう何度も仰って、車窓を愉しんでいらっしゃる御主人様。
壮大な山並みを眺めながら、私は車を空港へと走らせました。
予定通りに空港へと到着し、いつものお店で昼食を摂ります。
自然な流れで分厚い手帳を取り出された御主人様は、来月の調教の日にちを検討して下さっていました。
一人、心の中で大はしゃぎをする私。
御主人様がお忙しくなられてからは一月おきの調教が恒例のような感じになっていましたから、今回もまた一ヶ月はお逢い出来ないのだろうと想っていたのです。
いつもぐずる私を見兼ねて、次回の予定を組んで下さる御主人様。
申し訳ないと想う反面、嬉しくて飛び上がりそうな私がいました。
来月の調教予定を決めてから、飛行機の時間までお茶をする事にした御主人様と私。
カウンターテーブルに並んで座り、携帯で野球中継をチェックしていました。
お腹がいっぱいな事と中途半端な寝不足で、ふわふわと思考が緩やかになります。
元々口数の多い方ではない御主人様と私は、ぽつりぽつりと言葉を交わしながら、残り少ない時間を一緒に過ごしていました。
と、飛行機の到着が少し遅れる事を確認された御主人様。
突然立ち上がり、私を車の所まで送って下さると言うのです。
その御言葉に、またまた固まってしまう私。
飛行機が遅れるのなら、その分まだ一緒にいられるのに…
一分一秒でも御主人様の隣にいたいのに…
きっと私はそんな顔をしていたのだと想います。
「お腹の調子が悪いから、先に送ってあげますよ」と御主人様は少し困ったようなお顔で笑顔を見せて下さいました。
それならば我儘は言えない...
せっかく送って下さると言う御主人様に観念をして、カウンターの高い椅子からゆっくりと降りました。
昨日と同じ通路を通り、空港の駐車場へと向かいます。
違うのは私の気持ちだけ。
昨日と同じ道を通る、全く違う気持ちの自分が、何だか酷く滑稽に想えました。
それでも御主人様に促され、一人で乗り込んだ車を渋々発進させる私。
せっかく御主人様が見送って下さっているのだから、笑顔で御挨拶をしなければ...
そう想い、なんとか笑顔を保っていました。
けれど心の中は醜くどろどろとしていて、どうしても割り切れない。
湧き出た不安を自分で処理出来る程、私は成長出来ていないのです。
それでも走り出した私。
バックミラーで確認しようとすると、もうそこには御主人様のお姿はありませんでした。
行ってしまわれたんだ…
御主人様は少しでも私と一緒にいたいと想って下さらないのだろうか…
いつもより長い時間を過ごした事で、お腹一杯になってしまわれたのだろうか…
そんな情けない思考が一気に脳を侵食し、ぐっと涙が込み上げて来ます。
これもいつもの馬鹿な愛奴の思い過ごし。
そう自分で解っていました。
けれどただでさえ寂しさが溢れそうな私の心は、御主人様のお心さえも見えない。
そんな中途半端な気持ちのまま、進行方向に沿ってゆっくりと駐車場を一周する私。
ふと視線をやると、ターミナル内への入口に立って、こちらを見ている御主人様のお姿を見つけました。
私が見えなくなるまで、御主人様はその場からお見送りして下さっていたのです…!
ああ、本当に本当に馬鹿な愛奴。
御主人様は何時だって愛奴を気に掛けて下さっているのに。
それを痛い程解っているくせに。
私は自分の馬鹿さ加減に呆れながら、手を振って下さっている御主人様にぽつりと謝ります。
そうして流れて行く御主人様のお姿を目に焼き付けながら、お伝えする事の出来ない想いを一人で叫んでいました。
13度目の調教はこれにて終了となります。
周回遅れは現在進行形。
近日中に15度目の調教を受けに、御主人様の元へ帰る予定です。
いつも当ブログに足を運んで下さり、ありがとうございます。
14度目の調教も宜しくお願い致します。
愛奴
「猫」のせいで痛めてしまった首を、ベッドでマッサージさせて頂きました。
余り首筋を圧迫してもいけないので、一通り揉み解すと、御主人様の腕の中に戻り少しだけ眠ります。
幸せな時間はあっという間。
日帰りの時よりもずっと長い時間を御主人様と過ごせているのに、私はどこまでも欲深い。
御主人様に飼われているくせに、御主人様を私の中に取り込んでしまいたいと想う程に、この想いは留まる事を知らないのです。
そろそろ用意をしようと御主人様に促され、コーヒーをご用意してから身支度を整えます。
私が化粧水を使っていると、御主人様の掌が私の前に差し出されました。
そこに化粧水を数滴垂らして差し上げると、ご自分のお顔に化粧水を付けられる御主人様。
私と同じ物を使って下さる。
そんな小さな事が嬉しくて、私は幸せな気持ちで身支度を続けました。
時計は丁度チェックアウトの時間。
お部屋を後にし、ロビーのソファーで手続きをします。
係の方を待っていると、突然御主人様が私の頬をつつかれました。
「肌の調子がいいんじゃないですか?」
たったそれだけの事なのに、思考が停止する私。
御主人様は肌の弾力を確かめられただけ。
そう解っていました。
けれど御主人様が自ら私に触れて下さる事なんて、調教の時でもそうそう無い事。
ましてや周りに人がいる時なんて…
「せっかく褒めてやったのに、お礼の言葉はないんですか?」
そう仰る御主人様に慌ててお礼を言う私。
笑顔で誤魔化しましたが、頭は全く働いておらず、まるで十代の少女にでもなったような感覚に陥っていました。
スムーズにチェックアウトを済ませ、旅館のスタッフさんに見送られながら旅館を後にした御主人様と私。
すっかり雨の上がった高速道路は、もののけ姫の景色がなくなった代わりに、雨で洗われた緑が何処までも続いていました。
「雨上がりの山は緑が深いですね。」
そう何度も仰って、車窓を愉しんでいらっしゃる御主人様。
壮大な山並みを眺めながら、私は車を空港へと走らせました。
予定通りに空港へと到着し、いつものお店で昼食を摂ります。
自然な流れで分厚い手帳を取り出された御主人様は、来月の調教の日にちを検討して下さっていました。
一人、心の中で大はしゃぎをする私。
御主人様がお忙しくなられてからは一月おきの調教が恒例のような感じになっていましたから、今回もまた一ヶ月はお逢い出来ないのだろうと想っていたのです。
いつもぐずる私を見兼ねて、次回の予定を組んで下さる御主人様。
申し訳ないと想う反面、嬉しくて飛び上がりそうな私がいました。
来月の調教予定を決めてから、飛行機の時間までお茶をする事にした御主人様と私。
カウンターテーブルに並んで座り、携帯で野球中継をチェックしていました。
お腹がいっぱいな事と中途半端な寝不足で、ふわふわと思考が緩やかになります。
元々口数の多い方ではない御主人様と私は、ぽつりぽつりと言葉を交わしながら、残り少ない時間を一緒に過ごしていました。
と、飛行機の到着が少し遅れる事を確認された御主人様。
突然立ち上がり、私を車の所まで送って下さると言うのです。
その御言葉に、またまた固まってしまう私。
飛行機が遅れるのなら、その分まだ一緒にいられるのに…
一分一秒でも御主人様の隣にいたいのに…
きっと私はそんな顔をしていたのだと想います。
「お腹の調子が悪いから、先に送ってあげますよ」と御主人様は少し困ったようなお顔で笑顔を見せて下さいました。
それならば我儘は言えない...
せっかく送って下さると言う御主人様に観念をして、カウンターの高い椅子からゆっくりと降りました。
昨日と同じ通路を通り、空港の駐車場へと向かいます。
違うのは私の気持ちだけ。
昨日と同じ道を通る、全く違う気持ちの自分が、何だか酷く滑稽に想えました。
それでも御主人様に促され、一人で乗り込んだ車を渋々発進させる私。
せっかく御主人様が見送って下さっているのだから、笑顔で御挨拶をしなければ...
そう想い、なんとか笑顔を保っていました。
けれど心の中は醜くどろどろとしていて、どうしても割り切れない。
湧き出た不安を自分で処理出来る程、私は成長出来ていないのです。
それでも走り出した私。
バックミラーで確認しようとすると、もうそこには御主人様のお姿はありませんでした。
行ってしまわれたんだ…
御主人様は少しでも私と一緒にいたいと想って下さらないのだろうか…
いつもより長い時間を過ごした事で、お腹一杯になってしまわれたのだろうか…
そんな情けない思考が一気に脳を侵食し、ぐっと涙が込み上げて来ます。
これもいつもの馬鹿な愛奴の思い過ごし。
そう自分で解っていました。
けれどただでさえ寂しさが溢れそうな私の心は、御主人様のお心さえも見えない。
そんな中途半端な気持ちのまま、進行方向に沿ってゆっくりと駐車場を一周する私。
ふと視線をやると、ターミナル内への入口に立って、こちらを見ている御主人様のお姿を見つけました。
私が見えなくなるまで、御主人様はその場からお見送りして下さっていたのです…!
ああ、本当に本当に馬鹿な愛奴。
御主人様は何時だって愛奴を気に掛けて下さっているのに。
それを痛い程解っているくせに。
私は自分の馬鹿さ加減に呆れながら、手を振って下さっている御主人様にぽつりと謝ります。
そうして流れて行く御主人様のお姿を目に焼き付けながら、お伝えする事の出来ない想いを一人で叫んでいました。
13度目の調教はこれにて終了となります。
周回遅れは現在進行形。
近日中に15度目の調教を受けに、御主人様の元へ帰る予定です。
いつも当ブログに足を運んで下さり、ありがとうございます。
14度目の調教も宜しくお願い致します。
愛奴
コメント
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きれいな身体ですね!
14度目の調教も楽しみにしています。
きれいな身体ですね!
14度目の調教も楽しみにしています。
--- Re: タイトルなし ---
taketoshi様、コメントありがとうございます。
お恥ずかしい身体ですので、御主人様の為に日々トレーニングをしています。
14度目は日帰りになりますが、内容は濃厚なものとなる予定ですので、また遊びに来て頂けますと幸いです。
taketoshi様、コメントありがとうございます。
お恥ずかしい身体ですので、御主人様の為に日々トレーニングをしています。
14度目は日帰りになりますが、内容は濃厚なものとなる予定ですので、また遊びに来て頂けますと幸いです。
愛奴 * URL[編集] 【 2018/08/02 20:24 】