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御主人様と愛奴 変態の日々の記録

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愛奴

Author:愛奴
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2度目の調教② ~始まりの合図~

出来るだけ長い時間を一緒に過ごせるようにと、御主人様は午前中に私の住む土地へ飛んできて下さったので、ランチをする場所まで私の車で移動しました。

初めてお逢いした時は、ほんの数時間程度しか一緒に過ごせなかった…

倒錯した調教の時間…

それが今は御主人様が私の運転する車に乗り、二人で他愛のない会話をしている…

そんな光景が信じられませんでした。

かなり挙動不審になっていたと想います…




御主人様のリクエストで、ランチはお鍋でした。

個室ですが、外から中の様子が伺えるようなお部屋に通して頂きました。

お酒のおつまみになるようなメニューが多く、御主人様は満足そうに食事をすすめられます。

けれど私は御主人様の正面に向かい合って座ってしまい…

緊張して食事の味がわかりませんでした。

御主人様の取り皿に私がお鍋を装ったのですが、緊張と元々の不器用さで綺麗に器に盛り付けられず…

こっそりと自己嫌悪に陥っていました。





食事が一通り済むと、御主人様は自分の隣に座るよう指で合図を出されます。

こんな風に言葉を発さず、視線や指先で指示を頂くのが私は堪らなく好きなのです。

お傍に行けることが嬉しくて、私は飛び跳ねるようにベンチシートの方へ移動し、御主人様の隣に座りました。

すると御主人様が、ふと個室の扉の方を指さされます。

私は不思議に想い、ふとそちらに顔を向けました。

その瞬間。

酷く乾いた音が響いて、私の頬はジンジンと痺れていました。

御主人様が私の頬にビンタをされたのです。

私は初めての経験に何故叩かれたのか理解が出来ず、俯いて嗚咽を漏らす事しか出来ませんでした。

すると御主人様がまた唇を舐めるように御命令されます。

個室といえど、外からは中の様子が見えてしまう…

けれど私の頭の中にはそんな事を気にする余裕はありませんでした。

もし…もしも御主人様がお怒りであるならば、精一杯の私の想いを伝えなくては…!

自分の舌に御主人様への愛と忠誠を込めて、必死にその唇に這わせました。

見られてもいい…

何なら見てもらいたいくらい

私と御主人様の深い深い繋がり

私の御主人様への愛

誰に恥じる事もない

御主人様が唯一の愛奴と認めて下さる私

私の誇りを見せつけてやりたいくらいでした。




一通り唇を舐めさせて頂くと、御主人様が私の頭をそっと胸に抱いてくれました。

その存在自体が欲しくて欲しくて堪らない私の御主人様…

突然のビンタと甘い抱擁を受け、私と御主人様の時間が始まったのです。

これから始まる調教に、私は精一杯お応えしようと心の中で誓いました。



ちなみにビンタは御主人様の愛情表現です。
【 2016/11/28 22:48 】

リアル調教  | コメント(0)  |

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