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御主人様と愛奴 変態の日々の記録

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Author:愛奴
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8度目の調教⑧ ~肉便器として~

「もっと舌を使いなさい」

お札に唾液が付かないように気を使っているからなのか、なかなか御奉仕に集中出来ません。

それに加え、長時間の御奉仕に口が閉じられなくなり、舌も細かくうごかせない…

それでも御主人様に悦んで頂きたくて、ひたすら御奉仕に努めました。

ペニスにべっとりと付着している唾液の滑りを利用し、舌を動かしながら唇を滑らせる。

喉奥までペニスを収め、その奥から溢れてくる胃液混じりの唾液を絡めては、頭を必死に動かして…

そのうち、御主人様の精子が口内いっぱいに拡がりました。




御主人様が3つの穴をどう使われるのかは、その時の御気分。

もちろんどの穴を使って頂いても嬉しいのですが、今回は御主人様の精子を味わえた悦びでいっぱいでした。




「綺麗にしなさい」

御主人様の御命令がなくともそうさせて頂くつもりでしたが、御命令して頂くのも嬉しい。

御主人様が与えて下さる物は全て私の悦びだと感じながら、一滴残らず御主人様の精子を頂きました。




あっという間にチェックアウトの時間が迫り、私達は大急ぎで身支度を整えます。

今回はお道具をたくさん持って来ていたので、ホテルから発送してもらうように手続きをしました。

身軽になった私でしたが、相変わらず歩くのが遅くて。

御主人様の腕に掴まる事も出来ないまま、夕方の満員電車に乗り込みました。

途中で、御主人様と私の前の席が空きます。

御主人様を見ると、顎で「座れ」と合図をされました。

こうやって扱って頂くのが嬉しくて堪らない…

紳士的な所も、御主人様の魅力の一つです。




金曜日の夕方で、駅のホームは人でごった返していました。

電車を降りても御主人様の腕に辿り着けない私を見兼ねて、御主人様が立ち止まって下さいます。

やっとの事で御主人様の腕に掴まる私。

本当はずっとこうしたかった…

けれどたくさんの人がいる中で、堂々と御主人様に触れてもいいのかと躊躇していました。

「一緒にいる時はいつも私に触れていなさい」

ずっと前に言って下さった御言葉。

人が多い事を利用し、私は御主人様にぴったりと寄り添いました。

御主人様といる時ばかりは、歩くのが遅くて良かったと想うのです。




今回もゆっくり食事をする時間が無くなってしまったので、空港の手荷物検査場の近く、いつもと同じ所で夕食を摂りました。

御主人様は野球中継が気になっていらっしゃるよう。

携帯で試合を見ながら興奮される御主人様の御姿が新鮮で、私はずっと笑っていました。

日帰りは時間が足りないねと、いつもと同じ会話をしながら。




検査場の前で、いつもの時間が訪れます。

離れたくないと言葉にしなくても、私の顔に書いてあるのでしょう。

時間が経てば経つ程、私が悲しくなるのを知っていらっしゃる御主人様。

容赦なく首元を舐めて挨拶をするように合図を出されます。

まだ離れたくない私は、「今日は唇も舐めさせて頂いていません」と言い訳をしました。

一秒でも御主人様と一緒にいたい…

そんな私の願いも虚しく、今度はご自分の唇を舐めるように合図をされる御主人様。

首筋にも御挨拶をしたい、まだ離れたくないと、いろんな感情にパニックになった私は、「どこに御挨拶したらいいんですか」と冗談っぽく御主人様を責めました。

すると御主人様は「両方にしなさい」と…

本当はまだ御挨拶をしたくないだけなのだけれど、そうやってぐずぐずするのを御主人様が好まれない事を知っている私…

自分の物分かりの良さに少しうんざりしながら、仕方なく御挨拶をしました。

それでもまだ行きたくないという顔をしている私を見て、御主人様がお尻をポンと叩かれます。

「行ってこい」

御主人様の御言葉に、一歩踏み出す私。

御主人様のお顔をもう一度見ると、行きなさいと顎で促されました。

ようやく覚悟を決め、私は歩き出します。

手荷物検査を終えて、振り返る私。

遠くに見える御主人様と手を振り合い、それぞれに歩き出しました。




すぐに携帯を取り出し、御主人様にメールをします。

内容は今日のお礼ですが、離れたばかりの御主人様を少しでも近くに感じたい為に毎回取る行動。

行きたくないけれど行ってきますと言う私へ、御主人様がお返事を下さいました。

「また直ぐに戻ってきなさい」

本当はそう出来ない事、お互いに解っています。

けれどいつでも逢いたい…

離れたくない…

直接的な言葉ではないけれど、御主人様も私と同じお気持ちである事、それを私に伝えて下さる事に心が酷く揺さぶられ、一気に涙が込み上げました。

けれど悲しむ必要など何も無いと仰る御主人様。

御主人様がそう仰るのならそうなのだと、素直に心に落ちてきます。

込み上げた涙を飲み込み、御主人様の愛奴として、前を向いて歩き出しました。




搭乗前にトイレに寄り、ふと鏡を見ると、二の腕にくっきりと麻縄の痕が残っています。

長時間の御奉仕にメイクもすっかり取れたその顔は、使われたばかりの肉便器そのものでした。

私はその姿に「ふふ」と軽く笑います。

御主人様の肉便器である事を自分自身で確認した私は、晴れやかな気持ちで夜の空に飛び立ちました。





8度目の調教はこれで終了となります。

御主人様のお仕事が忙しく、次回調教の日取りがなかなか決まりませんでしたので、延ばし延ばしの更新となりました。

いつもお付き合い下さりありがとうございます。

今月、9度目の調教の為、近く御主人様の元を訪れます。

次回も宜しくお願い致します。

【 2017/10/10 23:25 】

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